2016年2月28日日曜日

Montecristo Medias Coronas

モンテクリスト メディアコロナス
1本あたり約1000円
3.5'" x 44
喫煙時間 1時間28分
フラットカット
cigarOneにて入手


19:39
甘く、ややスパイシーなウッドだ。
ベリー系のフルーツのような酸味もある。

20:11
ウッドから、小麦のような甘さに変化した。
時折、古箪笥のような味わいがする。

20:20
酸味が減り、小麦の甘さを強く感じ取れる。
個人的にはこの方が好みだ。

20:53
オイリーな土とウッド
甘さがわずかにある。

21:07
マイルドな苦さのウッド一色となる。
熱いので2cmほどで終了。

総評 B
全体を通して感じ取れるベリー系の酸味が印象的だった。
序盤は甘めのスパイシーなウッドで始まり、徐々に穀物系の甘さへと変化した。
中盤にさしかかるとベリーの酸味が減り、甘味をより強く感じ取れた。
終盤は甘さが徐々に減り、最終的に程よい苦さのウッドになった。

強すぎもなく弱すぎもない程よいフレーバーをのんびりと楽しむことができた。
うまくまとまっている葉巻である。


2016年2月22日月曜日

Cohiba Behike BHK 54

コイーバ ベイーケ BHK 54
1本あたり約5980円
5.6'" x 54
喫煙時間 2時間3分
フラットカット
cigarOneにて入手

ゴージャスなラベルに惚れ惚れ

19:19
落ち着いたウッドの味わい。
旨味は点火直後とは思えないほど強い。
よだれが出る。

19:36
とても甘い。
華やかな甘さだ。
ウッドのニュアンスの後に、ペッパーと爽やかな青草を感じる。

19:51
ウッドからオイリーな土に変化する。
甘味はすこし減ったが、旨味は強いままなので美味しい。

20:27
甘味は穏やかな苦味へと転じ、強い旨味がよりはっきりとわかる。
苦味の奥には若いウッドが見え隠れする。

21:03
渋いハーブだ。
苦いのだが、何故かよだれが出る。
吸うのをやめられない。

21:22
熱い。
もったいないが残り3cmほどで終了。

総評 A+
徹頭徹尾、ウッド系の強い旨味が続いた。
前半は甘く華やかだった。旨味とともにある爽やかな甘さは素晴らしいものだ。
一方で、後半はビターだった。
苦さは終わりに近づくにつれて強まるのだが、強い旨さがあるため、まったく嫌な感じがしなかった。

この葉巻は、どちらかというと多彩に味わいが変化するものではない。
しかし、それを補って余りある強い旨さがある。
ここまで揺らぎなく旨味が持続する葉巻は初めてだ。
素晴らしい体験ができた。
入手は難しいかもしれないが、ぜひ皆様にも挑戦していただきたい一本である。


今回のプロモーションは5%OFFクーポンである。
使用条件は特になく、全ての買い物に対して適応される。
既に割り引かれている葉巻や、サンプルボックス葉巻(バラでの葉巻購入)でも利用できるので、ぜひ活用していただきたい。
2月26日までの限定なのでご興味のあるかたはお早めに。
(プロモーション期間は終了しました。)

2016年2月16日火曜日

Hoyo de Monterrey Du Maire

オヨ・デ・モンテレイ デュ・メール
1本あたり約700円
3.9'" x 30
喫煙時間 47分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:37
ややドローがきつい。
甘くオイリーなウッドだ。
うまみも強い。

20:53
甘さ旨さが微かになる。
代わりにウッドと青草のニュアンスが感じ取れる。
甘さは減ったものの、味わいに棘はなく、まろやかだ。

21:15
味わいが強まる。
品の良い穏やかなウッドとほのかな甘味。

21:24
熱くなってきたので残り2cmほどで終了

総評 B-
ライトボディな一本。
最序盤は強めの味わいを想起させるものだったが、それ以降は穏やかな喫煙感だった。
ウッドとほのかな甘さが続き、ときたま青草の味わいが現れていた。
欠点となるような雑味はなかった一方で、大きく感動する旨さもなかった。
やや物足りないような気もするが、出先でのちょっとした一服としてならこれぐらいの方が良いだろう。
キャビネットタイプもあるので、深く熟成させれば化けるかもしれない。

今回のcigarOneからのプロモーションはHoyo de Monterrey Du Maire 5本セットである。
熟成の変化を楽しんでみてはどうだろうか。
(プロモーション期間は終了しました)

2016年2月7日日曜日

Juan Lopez Petit Coronas

ファンロペス ペティ コロナス
1本あたり約870円
5.0'" x 42
喫煙時間1時間33分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:17
バナナ系の濃厚なフルーツの酸味とオイル感。
ウッド系の甘味と旨味。
ほどよいペッパーがアクセントとなる。

20:41
味わい全体に大きな変化はない。
今までの味の要素がそれぞれ押し寄せたり引いたりしている。

21:07
甘味が引き、ビターな喫煙感になる。
ウッド系の旨味は十分残っている。
ビターな傾向になったことで、バナナ系の酸味の中に甘味を感じ取れるようになった。

21:36
ハーブが際立つ。
上述した味わいは隠れるが、かすかに感じるそれらの余韻が心地よい。

21:50
ハーブが味わいのほとんどだが、その背後にナッツ、コーヒーの風味がある。
3cmほどで終わらせる。

総評 A
中盤まではバナナの酸味・オイル感、そしてウッドの味わいが続いた。
甘く旨い喫煙感が押し引きを繰り返していた。
終盤はハーブが全面に現れ、ビターな印象を受けたが、
味覚を集中させると、ハーブの背後にあるアロマを感じ取れた。
最終盤にはナッツ、コーヒーと今まで無かった味わいが花開き、掉尾を飾る。

完成されている一本だ。
BOXで買えば十二分に安い。
デイリーでぜひ吸いたい。

安価で精度の高い湿度計を求めて・・・! その2

湿度計の記事は人気だ。
葉巻管理において必須だからだろう。
かく言う私も性懲りと無く湿度計を買い漁っている。
例によってAmazonで良さそうなデジタル湿度計を見つけた。

 
右の水色のものが今回紹介する湿度計

1300円ほどで湿度の誤差が±3%(RH)というシロモノだ。
直径6.5cmなので、ヒュミドールに入れても邪魔にならないサイズだろう。

日本で4000円台の湿度計の誤差が±2%(RH)なので、精度と価格だけを考えるとパフォーマンスが高そうだ。
キャリブレーションをするのが面倒な方はむしろこちらの方が良いかもしれない。

飽和塩法で調べたところ、75%ジャストを示していた。
以前紹介した湿度計も安価で悪くないのだが、保管の空間が狭かったり、加湿器の近くに置いておくと、湿度が極端に高く表示されてしまうことがあるのだ。
このデジタル湿度計は今のところはそういったことがないので、設置場所を選ばず、扱いやすい。

しかし、Amazonレビューでは精度についての賛否が分かれている。
湿度計というものは個体差が大きいようなので、調子がおかしかったら交換対応をしてもらおう。
(参考:米国Amazonにおいても、高性能を謳っているXikar湿度計について賛否が分かれている。)

値段を考えれば十二分に買いだ。
これから葉巻管理をしようと言う方にとっては、良い選択肢だろう。


↓日によって各色の値段が異なるので購入するときは注意