2016年12月26日月曜日

Montecristo No. 4 (2)

モンテクリスト No.4 (2)
1本あたり約1000円
5.0'" x 42
喫煙時間 1時間31分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:48
ドローが悪い!
ピアッサーで穴を開けたらやや改善した。
まろやかなウッド、香ばしさもある。
ミルクのような優しい甘さだ。

0:08
オイリーな軽い苦味が先行する。
渋いものの、ちょっとした旨さがあるので飽きがくることはない。

0:22
渋目のブドウ皮と、優しい甘さのミルク。
華やかさはないもののおいしい。

0:38
ミルクの味が前に出る

0:50
キノコのような旨味が出る
ブドウ皮との相性が良い

1:19
やや苦味を帯びできたので残り4cmほどで終える

総評 B+
序盤はウッドとミルクが中心。
素朴な旨さがしっかり続く。

中盤はミルクが強まり、さらにブドウ皮の味わいが現れた。

終盤はやや苦味が強くなったものの、キノコの旨味を楽しめた。
地味ながらも穏やかな味わいが安定して続く良い葉巻だ。



2016年12月15日木曜日

Ramon Allones Petit Belicosos (UK Regional Production 2012)

ラモン アロネス ペティ ベリコソス (イギリス市場限定)
1本あたり約4000円
4.9'" x 52
喫煙時間 1時間9分
フラットカット
cigarOneにて入手


1:17
淡いウッド、口当たりが非常に軽い。
キノコのような味わいもある。

1:22
甘さは無いが、ウッドとキノコが混じった旨味をドッシリと感じる。
おいしい。

1:34
ハーブ系の苦さが出る。
他の味わいがわからず、ちょっと吸いにくい。

1:50
苦さが改善してきた。
味わいはハーブ系のままで、わずかにリコリスの甘さがある。

1:58
青草、ナッツ、レザー。
味わいが複雑になってきた。

2:13
ここでリカット
青く濃いウッド、ナッツ、そしてほんの少しの蜂蜜。
見事に調和している。

2:26
熱くなってきたので3cmほどで終える。

総評 A-
序盤はウッドのビターさが続いた。
キノコ系の旨味が苦味を支えており、好感の持てる味わいだった。

中盤は苦味が出すぎたのか、それとも旨味が減ってしまったのか、原因はわからないがハーブの苦味だけが強調されていた。
幸いなことに中盤の終わりかけにはハーブの苦味がリコリスの甘味へと変化していった。

終盤は、ウッド、青草、ナッツ、レザー、蜂蜜、複雑ながらも調和の取れた味わいが一挙にやってきた。

終盤の豊かな味わいは素晴らしく、特に蜂蜜の味わいが印象的だった。
それだけに、苦味の強い時間帯があったことが悔やまれる。
ただ、それを差し引いても素晴らしい一本と言えるだろう。

2016年12月5日月曜日

H. Upmann Sir Winston

H. アップマン サー・ウィンストン
1本あたり約2300円
6.9'" x 47
喫煙時間 2時間8分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:27
こってりとした甘さのウッド。
青い小麦をほんの少し感じる。

20:38
ウッドが少し栗皮のようなニュアンスを帯び始める。
後味にはレザー。

20:58
焦がした小麦、そしてカラメルのような甘さ。
旨味が十分にある。
後味のレザーは弱まりつつある。

21:06
カラメルの甘さ、ウッド系の旨味が爆発する。
背後では小麦とレザーが複雑に混じり合っている。
うまい。

21:21
レザーと甘いナッツが強く出る。
強喫煙すると白粉と胡椒が現れ異なる雰囲気を楽しめる。

21:37
甘さがかなり落ち着く。
ブドウ皮、小麦の味わいがよく分かるようになった。

21:59
ブドウ皮のフルーティな渋さが続く。

22:20
ブドウ皮、ペッパー、ハーブ。
甘味はほとんどないが苦すぎずよくまとまっている。

22:35
ふらつくので残り2.5cmほどで終える。

総評 A+
序盤はこってりとした甘さのウッドが印象的。
青味のある小麦が甘味を一層引き出していた。

中盤は焦げた甘さ、そしてウッドの旨さが際立った。
後味として小麦やレザーも交じり合い、複雑な味わいを楽しめた。
中盤が終わりに近づくにつれ、焦げた甘味はナッツ系の甘さとなった。

終盤は甘さ控えめとなり、ペッパーとハーブ、そしてブドウ皮のフルーティーな渋みを楽しめた。

特有の焦げた甘味は病み付きになりそうだった。
多彩な甘さ、そして十分な旨さを持つ完成されたシガーだろう。