2018年12月9日日曜日

Cohiba Robustos Supremos Edicion Limitada 2014

コイーバ ロブストス スプレモス エディション リミターダ2014
1本あたり約8000円
5.0'" x 58
喫煙時間 1時間41分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:28
香ばしく、そして甘い。
ココアやダークチョコレート的な甘さ。

22:46
苦味が出る。
ローズウォーターの味わい。

23:07
旨さの強い土。
序盤にあったチョコレートの風味がほんのり香る。
苦すぎることもなくバランスが良い。

23:24
灰の味わい。
軽く吸うと甘さが出る。

23:30
栗の甘さ、栗皮の苦味が同時にやってくる。

23:51
短いが味わいは乱れない。

0:09
熱いので残り1cmほどで終える
最後までうまかった。

総評 A
序盤のひと吸いからしっかりとした甘さが出ていた。
すこし苦さが強まる時間帯もあったが、基本的にはチョコレート系の甘さだった。

中盤は土の旨味がメインとなる。
そこへ灰やローズウォーターの風味が入り乱れた。

終盤は栗の甘さ苦さが現れた。
(これがCohibaに特徴的な味わいだと勝手に思っている。)
最後までしっかりと吸いきって終えることができた。

大きな変化はないがどの時間帯でもしっかり旨さを保った一本だった。

2018年10月21日日曜日

Montecristo Linea 1935 Dumas

モンテクリスト リネア 1935 デュマス
1本あたり約2000円
5.1'" x 49
喫煙時間 1時間27分
フラットカット
La Casa del Habano Hamburgにて入手


レビューはこちら












金具まで凝っている


22:30
ほどよいウッドの甘さ。
舌を刺激する旨味がいきなり広がる。

22:46
甘さが強まる。
ビターなモンブランを食べているような感じだ。
うまさも十分で涎が出る。

23:13
杉・チョコレート・藁、味わいの複雑さが増してきた。

23:52
甘さと苦さが共存している。
ボディが強くなってきた。

23:57
ふらつくので残り3cmほどで終える。

総評A
序盤から強い旨味に酔いしれた。
中盤に進むに連れて栗・チョコレートの甘さが強まった。
杉や藁などのニュアンスが現れ、ひと吸いごとに味わいの重厚感が増した。
終盤は苦く、そして甘かった。ニコチン酔いのせいで泣く泣く早めに終わらせてしまったが、もっと最後まで吸いたいと思わせる味わいだった。

非常にボディが強く、中盤の甘さ旨さの爆発は秀逸だ。
モンテクリストらしさはないが、私好みのテイストだった。
入手しにくいが、見つけたらぜひチャレンジしていただきたい。

2018年10月3日水曜日

La Casa del Habano Hamburgでの購入

La Casa del Habano Hamburgで葉巻を購入した。
結論から申し上げるとあまりオススメできない店である。

品揃えは悪くなく、値段も良心的である。
葉巻の質も悪くない。一定金額以上の購入(おそらく€200)で送料が無料になるのも非常にありがたい。梱包もBoveda付きで丁寧にしてくれる。
しかし商品の発送が非常に遅いのだ。

私は以下の商品を注文した。
Montecristo Linea 1935 Dumas
Partagas Serie D No. 4

Montecristoは注文から2ヶ月後に到着し、Partagasの方は注文から3ヶ月後に到着した。
もちろん店側にも様々な事情があるのだろうが、これは流石に遅すぎるように思われる。
偶然遅かったということも考えられるのだが、ブログ仲間もこの店からの商品発送が遅いため、難渋されていた。

普段使いではこの店を利用しないほうがいいだろう。
しかし、粘り強く店にメールを送り、気長に待ち続ければ一応商品は来る。
レアな葉巻があればここで注文するのも一興だ。

 
店構えはとても素晴らしいので、ハンブルクに滞在する機会があればぜひ寄ってみたい。

2018年9月30日日曜日

Cohiba Siglo VI

コイーバ シグロ VI
1本あたり約3200円
5.9'" x 52
喫煙時間 1時間15分
フラットカット
cigarOneにて入手


14:20
控えめだが上品な栗の甘さ、しっかりとした旨味、そして栗皮の苦味が味わいを織り成す。

14:46
旨さが強く出ている。
甘さは少ないが、重厚感ある旨さと香ばしさを伴う苦味がすばらしい。

15:06
ココアパウダー、杉の香、藁の味わい。
ビターになって来たが多彩な変化で楽しませてくれる。

15:30
苦味が和らぎココアや土が強まる。

15:45
やや苦味が強まってきたので残り2cmほどで終える

総評 A
序盤からしっかりした旨さが楽しめた。これなら甘さは不要だ。
中盤もビターだが、ココアや杉などバリエーション豊かな風味が現れた。
終盤は旨さに加えてそれなりの甘さを楽しむことができた。

根底を流れる栗系の強い旨さは流石と言ったところだろうか。
それなりの長さがある葉巻だが、おいしくて吸い急いでしまった。
素晴らしい一本だ。

2018年9月13日木曜日

Hoyo de Monterrey Grand Epicure Edicion Limitada 2013

オヨ デ モンテレイ グランド エピクーレ エディシオン リミターダ 2014
1本あたり約1800円
5.1'" x 55
喫煙時間 1時間21分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:06
花の蜜の甘さ、酸味のある麦。
柔らかな煙が舌を優しく包む。

22:20
甘さが消えてしまった。
個性のない灰のような味わいだ。

22:45
ほのかな甘さがある。

23:10
軽く華やかな甘さと青い酸味が同居している。
花弁そのもののような味わい。

23:20
青臭い甘さが強まってきた。
これはこれで個性があって良い。

23:27
熱いので残り1.5cmほどで終える。

総評 B

序盤は柔らかな甘さから始まった。
他の味わいはあまりなかった。

中盤は甘さに青い酸味が加わった。

終盤は青臭さと甘さが両方強く出た。
いままでのぼんやりとした喫煙感から打って変わり、強い味わいとなったのは好印象だ。

軽いボディで繊細な一本だろう。
しかし、個人的には旨味が少なく物足りなかった。

2018年8月29日水曜日

Suenos Oro Purito

スエニョス オロ プリト
1本あたり350円
5.5'" x 29
喫煙時間 46分
フラットカット
Ruedaにて入手


15:15
素朴なでんぷんの甘さ、ナッツ。
後味は酸味ある土。

15:29
コーヒーの風味が良い。
素朴な甘さがほんのり続く。

15:45
コーヒーと土が強く出ている。

16:01
雑味が出てきたので残り2.5cmほどで終える。

総評 B
序盤はシンプルな甘さと土。
中盤はコーヒーが徐々に現れた。
終盤はコーヒーが強くなりすぎたためか、雑味が出てしまった。

強い旨味はない。
しかし、シンプルにコーヒーと素朴な甘さを楽しめた。
これくらいの軽いボディならば空腹時に吸っても問題なさそうだ。

2018年7月29日日曜日

Vegas Robaina Famosos

ベガス ロバイナ ファモソス
1本あたり約1200円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間16分
フラットカット
knokkeにて入手


21:53
とても甘い。
油っこい黒糖の甘さだ。
サーターアンダギーを彷彿とさせる

22:09
甘さが続く。
ややウッドの酸味が出てきた。

22:27
段々とビターな味わいへとシフトしていく。

22:40
甘さは後味に軽く感じる程度となった。
ウッドの酸味、栗皮の苦さ。
苦味とともに旨さが出てきた。

23:00
終りに近いが雑味はない。
ほどよいウッド、心地よい花の香りがする。

23:09
熱いので残り2cmほどで終える。

総評 A
序盤は揚げ菓子の甘さから始まった。
旨さを伴った締りのある甘さだった。

中盤から苦味が先行した。
苦味だけでなく旨味も強く現れ、味わいに奥行きが増した。

終盤は苦味も落ち着き、雑味のないまま綺麗に終えることができた。
甘さの推移をじっくり楽しむことができる良い葉巻だ。

2018年7月15日日曜日

Montecristo No.1

モンテクリスト No.1
1本あたり約1300円
6.5'" x 42
喫煙時間 1時間22分
フラットカット
knokkeにて入手


21:40
マイルドなウッド。
穏やかな甘みと酸味がある。

21:59
穏やかさが続く。
ウッドの甘さ、酸味、そして栗皮の苦味がある。

22:31
味わいが一切乱れない。
落ち着いたウッドだ。

23:02
熱いので残り2cmほどで終える。

総評 A-
序盤はウッド。
味わいの強さはないが、マイルドな旨さ甘さがあった。

中盤もウッドが続いた。
甘さだけでなく、渋さも現れて味わいがやや複雑になっていった。

大きな変化はなくそのまま終盤に入った。
雑味がなく安心して吸えた。

穏やかなウッドが根幹に流れる。変化は少ないものの味わいに安定感があった。
印象として華やかさはなく地味である。しかし、旨さが一貫してあり、不満な時間帯はなかった。

2018年6月30日土曜日

Cohiba Medio Siglo

コイーバ メディオシグロ
1本あたり約2400円
4.0'" x 52
喫煙時間 1時間2分
フラットカット
knokkeにて入手


0:05
甘い。洋菓子の甘さが口に広がる。
あとから穀物の旨味とわずかな青さが来る。

0:17
甘さがさっと引き、栗皮の味わい。
ややビターだ。

0:36
甘さと栗皮の苦味がちょうどよいバランス。

0:57
苦味は目立たなくなり、ウッドを伴う酸味を感じる。
甘さがどんどん大きくなる。

1:07
油で揚げたドーナツのようだ。
不思議とあぶらっぽさを感じる。
まだまだ吸いたいが熱いのでのこり1.5cmほどで終える。

総評 A
序盤は強い甘さからスタートした。
甘さと苦さのゆらぎを楽しむことができた。

中盤は栗皮の苦さと洋菓子の甘さの調和が保たれていた。

終盤にかけて甘さが増大していった。
甘さと酸味、そしてバターのような濃厚な油分を楽しむことができた。

甘味・苦味の強弱と一貫した強い旨味を体験できた。
忙しくてたまらない時でも良い葉巻は吸いたくなる。
そんなときにはMedio Sigloを手に取りたい。

2018年6月16日土曜日

H. Upmann Connossieur A

H. アップマン コネスール A
1本あたり約1400円
5.5'" x 52
喫煙時間 1時間32分
フラットカット
knokkeにて入手



22:08
甘い穀物。黒糖パンを食べているようだ。
旨さとほどよい酸味があとから来る。

22:23
甘さが引けて灰や粘土を連想させる味わいが出る。

22:44
味わいの傾向はあまりかわらない。
程よい苦味と旨さが流れる。

23:00
穀物の旨味が強まる。

23:30
苦みが強くなる。
時折序盤のような甘さが思い出したようにやってくる。

23:40
熱いので残り1.5cmほどで終える。

総評 B+
序盤はバランスの良い酸味と甘さが心地よかった。
中盤は灰のような味わいがあらわれ、徐々にビターな喫煙感へとシフトしていった。
終盤は旨さや甘さが強まる場面もあったが、基本的には苦味が先行していた。

中盤以降は苦さが目立ち、少し地味な経過を辿ってしまった。
しかし、旨味があったので退屈な思いはしなかった。

2018年6月8日金曜日

La Casa del Habano The Hagueでの購入

今回は購入したことのない店舗、The Hagueにて葉巻を注文した。
税金の関係で、同じLa Casa del HabanoであるKnokkeよりも価格が抑えられているのがうれしい。

Ramon Allones Specially Selectedの50本入りキャビネットを注文した。
価格は€417.36で送料が€35だった。
注文から10日で受け取ることができた。






包装は密閉されており、梱包材も十分だった。


封印がそのままである。


葉巻の状態も悪くなく、2,3日寝かせたものを吸ったが非常に良い味わいだった。
レアな葉巻はKnokke、市場に出回っているものならThe Hagueという使い分けも良いかもしれない。

2018年5月16日水曜日

シガーシザーズの使い方

ハサミ型カッターを持て余していたため、なにか良い使い方が無いか調べていたところ、アメリカの葉巻レビューサイトStogie Reviewにて面白いシガーシザーズの使い方が掲載されていたので紹介したい。

El Principeはよく吸います

方法は以下の通りだ。
1.ハサミを少し開き、葉巻に押し付ける。
2.葉巻を押し付けながら、ヘッドのフラットな部分だけを切る。
3.フラットな部分の周辺を切りそろえる。

言葉だけではわかりにくいので以下の動画や写真を参考にしていただきたい。




切るというよりは、表面部分を削り取るイメージの方が正しいかもしれない。
写真のように、リング径よりもハサミの開きは小さくするといいだろう。


上の葉巻がカット済みのもの


ギロチンカッターでは思うように切れないことがしばしばあったが、この方法だと簡単にヘッドの必要な部分だけを切ることができた。
カットに悩んでいる方は一度試してみてはいかがだろうか。


柘製作所(tsuge) ザイカー MTXシザー・シルバー #79778
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2018年5月15日火曜日

Vegas de Santiago Reserva

ベガス デ サンティアゴ レセルバ
1本あたり約300円
5.0'" x 50
喫煙時間 1時間25分
フラットカット
cigarOneにて入手

この葉巻にリングはない

20:40
パンの味がする。
素朴な麦の味が甘くおいしい。

20:44
強いパンの味とともに品の良い花の香りがある。

20:57
麦の味に奥行きが出てきた。
甘さだけでなく旨さも感じる。
そしてほどよいウッドもある。

21:05
花の香りが強い。
バラを彷彿とさせる。

21:45
トーストのような味わい。
土やコーヒー、そして香り高い花。

22:05
熱くなってきたので残り3cmほどで終える。

総評 B++
ボディは軽い。
小麦の甘さ旨さが味わいの主幹をなしていた
時間経過に伴い、花の香りやウッド・コーヒーなど、後味にバリエーションがあり飽きずに楽しく吸えた。
雑味や強い苦味といった失点が一切ないのは4年熟成のたまものだろうか。

あとひとつ大きな変化があればA評価としたかった。
とは言え値段を考えれば素晴らしい葉巻である。
購入して正解だった。

2018年5月1日火曜日

Vegas de Santiagoでの購入(2018/05/01)

Vegas de Santiagoの公式サイトにて見慣れない銘柄が2種類あったので、その両方を購入した。
名前は"Secretos del Maestro"と"RESERVA"である。

サイトによれば、Secretos del MaestroはDon Luis Gold Labelの発展形であり、RESERVAは過去にPalmasという名で売られていたようだ。


それぞれロブストサイズを10本ずつ注文したら、2014年に作られたものを送っていただいた。
ありがたい話である。

近いうちにレビューしたい。

2018年4月15日日曜日

Bolivar Libertador

ボリバー リベルタドール
1本あたり約3100円
6.5'" x 54
喫煙時間 2時間1分
フラットカット
knokkeにて入手


17:58
コーヒーや土、ダークチョコレートを連想させる。
濃厚すぎない甘さ、十分な旨さがある。
強く吸うとモルトビネガーのような心地よい酸味が出る。

18:15
酸味あるコーヒーと土。
甘さは控えめになり、代わりに酸味が強まってきた。

18:59
渋さが強くなってきた。
甘さはないが土の旨さがある。

19:44
土系の渋さが続く。
立ち上る香りが良く、森林浴をしているような気分になる。

19:59
ふらついてきたので3.5cmで終える

総評 B+
序盤はコーヒーやチョコレート。
程よい旨さと甘みがあった。
背後に見える酸味が良い仕事をしていた。

中盤はビターさが強まった。
旨さはあるが変化には乏しかった。

終盤も中盤同様に土の渋さが続いた。
香りは良いのだが、もう少し甘さが欲しかった。

序盤にあったチョコレート風の喫煙感はとても良かった。
時間経過に伴い味の方向性がビターに偏っていったのが残念だ。

2018年4月5日木曜日

Vegas de Santiago D8 Panatela

ベガス デ サンティアゴ D8 パナテラ
1本あたり約350円
5.0'" x 32
喫煙時間 47分
フラットカット
VdS公式サイトにて入手


0:10
コーヒー的な味わい。やや渋い。
旨味がコーヒーの味わいの後に感じられる。
ハバノスのものとは違った旨味なのが面白い。
後味は灰。

0:15
ウッドや黒蜜のような甘さを感じる。
紙や灰の味わい。
その後にペッパーが来る。

0:35
序盤にあった渋さが抜けて吸いやすくなった。
甘い藁の味わい。

0:50
藁の味わい。
少しだけクリームの甘さがある。

0:57
雑味が出てきたので残り3cm程で終える。

総評 B
序盤はコーヒーや黒蜜。やや渋い。
独特な(コスタリカシガー由来?)旨味が新鮮だった。

中盤はライトな喫煙感にシフトして吸いやすくなった。

終盤は藁やクリーム。
大きな盛り上がりを見せることなく終わった。

全体として重厚感や立体感はなかったが、シンプルな味わいがそのまま舌を刺激した。
値段と味わいのバランスが良い一本だ。

2018年3月14日水曜日

El Rey del Mundo Choix Supreme

エル レイ デル ムンド ショワ スプレーム
1本あたり約1100円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間8分
フラットカット
knokkeにて入手


0:14
軽いボディ。
わずかに甘く、青さがある。
蜜を含んだ花弁を丸ごと口に入れたような喫煙感だ。
後味に灰っぽさやナッツも感じられる。

0:32
辛さが出る。
青さや甘さを何となく感じ取ることができる。

0:56
辛さが弱まる。
栗皮や焼き芋の皮の部分を彷彿とさせる渋さと甘さ。
ナッツやクリームの後味がかすかに残る。

1:15
渋いながらも旨さがしっかりと舌に残る。

1:22
辛さが出たので残り3.5cmほどで終える。

総評 B+
序盤は軽く、そして甘い。
単に甘いだけでなく、青さを伴っていたのが特徴的だった。

中盤は軽さや青さが弱まり、渋さや濃厚な甘さが現れた。
辛さが出て味わいが落ちた時間帯もあったが、うまく持ち直してくれた。

終盤は渋さ主体。
旨味があったので単調な味わいではなかった。

ライトボディから徐々に重くなっていく様子を楽しむことができた。
前述した「花弁を丸ごと口に入れたような喫煙感」は中々に面白い体験だった。


2018年3月8日木曜日

Partagas Lusitanias (PUR OCT15)

パルタガス ルシタニアス(2015年10月生産)
1本あたり約1800円
7.64'" x 49
喫煙時間 1時間40分
フラットカット
cigarOneにて入手

50本入りキャビネットのもの。2年ほど寝かせた。

19:15
得も言われぬ旨さ。
ウッドや灰を連想させる旨さが強く舌を突く。
旨さの後に素朴な穀物の甘さが残る。

19:46
開始時にあった強烈な旨さはないが、濃厚な旨さが安定して続いている。
味わいは変わらず穀物系のまま。

20:15
栗皮のような渋さが出てきた。
やや青さがあり、今まであった濃厚な味わいからの箸休め的なテイストとなる。

20:47
旨さと甘さとバランスがちょうどいい。
焼き栗のような甘さだ。

20:55
ふらついてきたので残り4cmほどで終える。

総評 A
序盤は存在感ある強い旨味からスタートした。
穀物や灰、ウッドの味わいがあったが、旨味が強くあまり印象に残らなかった。

中盤は旨さが落ち着き、素朴な穀物の味わいをのんびり楽しむことができた。

終盤は程よい渋さから始まり、バランスの良い栗の甘さ旨さへとシフトしていった。
こちらの体調の問題でやや早めに終わらせてしまったのが悔やまれる。

ハバノスのフラッグシップとも言えるPartagas Lusitanias。
今のままでも十分にうまいが、真価を発揮するのは5年後、10年後なのだろう。
大事に熟成させていきたい。



2018年1月31日水曜日

Punch 48

パンチ 48
1本あたり約1700円
5.5'" x 48
喫煙時間 1時間16分
フラットカット
Topcubansにて入手


17:46
酸味ある穀物の味わい。
時折蜂蜜の甘さが口にただよう。

18:01
ウッド、酸味ある穀物、ホワイトペッパー。
背後にウッドの旨さ、甘さがある。

18:23
メープルシロップのような濃厚な甘さが全面に出てきた。
穀物の酸味と調和している。

19:02
青いウッド。
甘さが減ってしまいやや退屈。
残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は酸味ある穀類。
この酸味はモルトビネガーのようなマイルドなものだった。

中盤は穀物に加えてウッドの味わい、そして蜜の甘さが強く出た。

終盤は青さが目立ち残念だった。

若さが目立つが、十分にポテンシャルを感じることができた。
しばらく寝かせて再チャレンジしたい。

2018年1月26日金曜日

Romeo y Julieta Short Churchill

ロメオ イ フリエタ ショートチャーチル
1本あたり約1100円
4.8'" x 50
喫煙時間 1時間34分
フラットカット
Knokkeにて入手


23:15
フルーティーで軽く、甘い。
トーストの甘みが強く出ている。

23:54
トーストに加えて草っぽさが現れる。
青臭さはなく良いアクセントとして楽しめる。

0:12
気持ちだけ草感が強まってきた。
全体的なニュアンスは変わらない。

0:49
雑味が出てきたので終える

総評 B
序盤は軽さが目立った。
ここで言うフルーティーさはRomeo y Julieta Churchill等で述べたパイナップルのような味わいではなく、ビールのホップのようなフルーティーさだった。

中盤はトーストの甘みと草だった。
旨味がやや弱い。

終盤は中盤の草が強まり、そのまま終了した。

旨味はチャーチルサイズに比べるとかなり少ないように思えた。
もう少し旨味が乗るともっと楽しく吸えただろう。


2018年1月19日金曜日

Romeo y Julieta Wide Churchill

ロメオ イ フリエタ ワイド チャーチル
1本あたり約1300円
5.1'" x 55
喫煙時間 56分
フラットカット
Knokkeにて入手


14:14
甘い、花畑を連想させる甘さだ。
甘さが来たあとにわずかな木や穀物を感じる。

14:29
甘さは相対的に減じ、酸味ある穀物が強まった。
パイナップルの風味を感じる。

14:46
芝生、軽く栗皮
甘さはほとんどない。

14:52
再びパイナップルの風味が現れる
決して甘くはないのだが不思議とパイナップルを彷彿とさせる。

15:10
草っぽさが強く出てきたので残り3.5cmほどで終える。

総評 B
序盤は華やかな甘さとわずかな穀物。
軽く吸いやすかった。

中盤は甘さが引き、穀物の酸味やパイナップルのフルーツ感があった。

終盤は芝や栗皮。草っぽさが強く出てしまったのですこし早く終わらせた。

甘さが早々になくなってしまったり、旨さがあまり感じ取れなかったのは残念だったが、チャーチルサイズと同様にパイナップルの味わいを楽しむことができた。

2018年1月10日水曜日

Romeo y Julieta Churchill

ロメオ イ フリエタ チャーチル
1本あたり約1800円
7.0'" x 47
喫煙時間 2時間15分
フラットカット
Knokkeにて入手


1:17
パイナップルの酸味、さつまいもの甘み、最後に心地よい草っぽさで終わる。
強くはないがほどよい旨さがある。
非常に期待できるスタートだ。

1:39
味わいは特に変わらない。
ほどよい酸味、甘み、草、旨味がバランス良く続く。

2:49
旨さが強まり、草と栗皮が濃くでる。
甘みはなくなったが、旨さがあるので問題ない。

3:17
終盤だが辛さはなく穏やかな喫煙感だ。
冒頭にあったような、なんとなく甘さのある柔らかな草の風味とパイナップルの酸味がある。

3:32
苦味が出てきたので残り3cmほどで終える。

総評  B++
序盤は芋系の甘さとトロピカルな酸味が主な味わい。

中盤は、序盤であまり目立っていなかった草と栗皮が主張を始め、旨味が出てきた。

終盤は序盤にあるような味わいが戻り、のんびりと草の味わいが推移して終わった。

目の覚めるような大きな変化はないものの、穏やかな旨さが心地よかった。
長さがあり吸うのに体力が必要だが、もう一度吸ってみたいと感じさせる一本だった。