2016年3月31日木曜日

Hoyo de Monterrey Petit Robustos

オヨ・デ・モンテレイ ペティ・ロビュストス
1本あたり約1140円
4.0'" x 50
喫煙時間 1時間31分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:28
甘いウッド
僅かな酸味と香ばしさがある。
よだれを誘う良い旨さだ。

20:39
ウッドの味わいはあまり感じられなくなり、ブドウ皮系のフルーティーな渋さが現れる。
ややビターな傾向だ。

20:44
甘く優しいウッドの余韻が残る。
ウッドとフルーツが混ざり合う瞬間がすばらしい。

21:32
味わいは雑味無く安定しているが、
徐々に甘さが減り、スパイシーになっていっているようだ。

21:42
香り高いキノコのような不思議な匂いがする。

21:59
苦味が増してきたので残り3cmほどで気持ちよく終える。

総評 B+
ビターなフルーツ感と混ざり合う甘味あるウッドは素晴らしい
ただ、もう少しだけ甘さが出て欲しかった。

甘さは中盤をピークに減っていくが、
中盤以降もふわりと甘さが浮かび上がることはあった。

終盤からは安定したウッドの味わいが続き、大きな変化なく終わった。

長さ的にはちょうどよく、価格相応の味わいだろう。
管理によっては化けるポテンシャルは十分にありそうだ。



2016年3月19日土曜日

Fonseca Delicias

フォンセカ デリシアス
1本あたり約450円
4.8'" x 40
喫煙時間 1時間25分
フラットカット
cigarOneにて入手



23:33
穏やかでややオイリーなウッド。
優しい味わいだ。
古い箪笥のような香りもする。

23:40
強く吸うと柔らかな木の酸味が現れる。
良いアクセントだ。

23:47
ほのかなウッドの甘味を感じ取れるようになる。
甘味がオイルと混ざり合い、よだれが出てきた。

0:23
優しい味わいが変わらず続く。

0:46
急に苦味が出る。
今までが穏やかな味わいだったこともあり、かなり渋く感じる。

0:59
雑味が出たので残り4センチほどで終了。

総評 B
急に味わいが悪化したことは残念だが、それまではマイルドで美味しい。
あっさりとした穏やかなウッドは私好みだ。
味わいの傾向と箪笥香が相まって、La Flor de Canoと似ている印象を持った。
中盤は旨味がじわじわと強まり、よだれが出た
少し退屈な時間帯もあったが、値段を考えれば十分である。
デイリーシガーとして気軽に吸える優秀な一本だ。

Promotion(3月22日まで)
今回は一定金額(65000円)以上の購入で下記の葉巻を一本ずつプレゼントする。


これら3本はA+以上の評価である。どれもかなりオススメできるものだ。
中でも、Trinidad Fundadores (Vintage)はS評価であり、驚きの喫煙体験だった。
暖かな春の日差しを感じながら、上質な葉巻を楽しんでいただきたい。

2016年3月10日木曜日

H. Upmann Magnum 56 Edicion Limitada 2015

H. アップマン マグナム56 エディシオン・リミターダ2015
1本あたり約3870円
5.9'" x 56
喫煙時間 2時間58分
フラットカット
cigarOneにて入手

太いのでカッターがギリギリだった。

18:20
ドローが良く、煙量豊富だ。
濃厚でオイリーなナッツの旨味。
ケーキを食べているかのように甘い。
時折現れるわずかな青さが、甘味旨味を引き立てる。

18:37
花の蜜のようなあっさりとした甘さが現れる。
前述した濃厚な甘さも現れるが、メインの味わいはあっさり目である。

19:01
味わいは淡白な方向へとシフトする。
トーストのような小麦の甘さがある。
そして、青さがやや強まる。

19:36
ナッツの旨さが再び顔を出す。

20:27
ナッツ系の濃厚な甘さの傾向だったが、ここでビターな喫煙感に変化する。
ゆっくりスープを啜るように吸いこむと、ビターな青草の中にナッツの旨味を感じ取れる。

20:41
ナッツの甘さと青草が互いに主張しあっている。
複雑なフレーバーだ。
終盤にかかり、ボディがかなり強まる。

21:18
少しふらつくので残り3cmほどで終了。

総評 A+
味わいの主軸はナッツだ。時折、この背後に青草っぽさが現れることがあった。
この青草がナッツの甘味旨味を引き立てる名脇役となっていた。

序盤は上質な洋菓子を髣髴とさせる濃厚な甘さだった。
そこから甘さの傾向は淡泊となっていき、濃厚な味わいへと再浮上してから、青くビターな終盤へと徐々に向かっていった。
序盤の濃厚な喫煙感は病み付きになりそうなもので、個人的にはもっと続いて欲しかった。

ビターな終盤は、単に苦いのではなく、その背後にはわずかな甘さがあった。
最終盤にはナッツの甘さも強まり、甘く苦い複雑な味わいとなった。

3時間ほどかかるが腰を落ち着かせて吸う価値のある一本だ。
今回のプロモーションはこのH. Upmann Magnum 56 Edicion Limitada 2015のプレゼントとなっている。
濃厚な甘さをぜひ体験していただきたい。
(プロモーション期間は終了しました。)