2026年9月30日水曜日

Partagás Royales

パルタガス ロイヤレス
国内での販売なし
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間1分
フラットカット


15:25
おいしい。
洋菓子のような甘さだ。
麦の旨味が良い。

15:35
レザーが強まる。
吸いごたえが増してきた。
甘さと強めのレザーの組み合わせが良い。

15:54
レザーが程よくなる。森林浴をしているような木々の香りがする。
甘さはウッドのような甘さへ変化した。
リラックスできる。

15:57
ブドウ皮の程よい苦味・酸味がある。

16:07
ブドウ皮に加えて栗のようなホクホクとした甘みが出てきた。
土やビターチョコレートのフレーバーも現れてきた。

16:26
終盤だが穀物系の甘さがより強まる。
熱くなってきたので残り1.5cmほどで終える。
最後まで雑味がなかった。

総評 A
序盤
火をつけてすぐに感じるのは、洋菓子を思わせる甘さと麦の旨味。非常に好印象なスタートだ。
しばらくするとレザーが強まり、吸いごたえも増してくる。甘さと力強いレザーの組み合わせがよく、パルタガスらしい力強さを感じながらも荒々しさはない。

中盤
レザーの強さがほどよく落ち着くと、森林浴をしているような木々の香りが現れる。序盤の洋菓子的な甘さも、次第にウッド系の穏やかな甘さへと変化していく。
リラックスできる心地よい喫煙感の中に、ブドウの皮を思わせる適度な苦味と酸味が加わる。
さらに吸い進めると、栗のようなホクホクとした甘みが現れ、土やビターチョコレートのニュアンスも重なってくる。味わいの移り変わりが多く、それでいて全体のまとまりを失わない。

終盤
終盤になると、再び穀物系の甘さが強まってくる。
序盤に感じた麦の旨味を思わせる方向へ戻りつつ、最後まで嫌な雑味はほとんど感じられなかった。

洋菓子のような甘さと麦から始まり、レザー、ウッド、ブドウ皮、栗、土、ビターチョコレートへと次々に表情を変えていく、ポジティブな変化に富んだ素晴らしいシガーだった。
特に、力強さがありながら最後まで雑味に崩れず、甘さの質が変化し続けた点が印象的だった。
貴重なPartagás Royalesを吸うことができてよかった。このような機会を用意していただいた五十嵐さんに感謝したい。

2026年9月2日水曜日

Heaven's Door No.4

ヘブンズ・ドアー No.4
1本あたり1,800円
5.12'" x 42
喫煙時間 1時間1分
フラットカット


22:33
穏やかな麦。フランスパンをかじっているような感じだ。麦の旨味が心地よい。
また、ノンキューバンにありがちな雑味は一切ない。

22:47
麦感が少し弱まり、オイリーな風味が表れた。
それとともに心地よい旨味が減じ、やや退屈な喫煙感だ。

23:00
オイリーな麦と酸味のある土が味わいの主体だ。
嫌な雑味はそこまでない。
時折クリームのような旨味を感じる。悪くない。

23:06
旨味が強まってきた。
ウッド系の旨さだ。後味に砂糖菓子のような甘さもある。

23:27
酸味のある栗の味わいと品のいいウッドが続く。
余韻に残るほのかな甘さが良い。
それなりに旨味もある。

23:34
終盤だが雑味はない。
熱いので残り1.5cmほどて終える。

総評 B+
序盤
着火直後は穏やかな麦の風味から始まる。フランスパンをかじっているような素朴な麦の味わいで、しっかりとした旨味が心地よい。
特筆すべきは雑味の少なさだ。ノンキューバンで時折感じるような引っかかりのある雑味はほとんどなく、非常にクリーンな立ち上がり。
しばらくすると麦の存在感は少し弱まり、代わってオイリーなニュアンスが現れる。それとともに当初の旨味もやや後退し、少し退屈に感じる時間帯に入った。

中盤
オイリーな麦と、わずかに酸味を伴った土の風味が中心となる。
派手さや複雑さはないものの、嫌な雑味は依然として少なく、ときおりクリームを思わせる柔らかな旨味も顔を出す。
さらに吸い進めると再び旨味が強まり、ウッド系の心地よい味わいへと変化。後味には砂糖菓子を思わせるほのかな甘さも感じられ、序盤から一度落ち込んだ喫味が徐々に持ち直してくる。

終盤
終盤は酸味を伴った栗のような風味と、上品なウッドが主体。
余韻にはわずかな甘さが残り、十分な旨味も感じられる。終盤まで雑味がほとんど出てこない点は好印象だった。

なかなかよくできている葉巻だった。
「キューバ葉巻を超える」という宣伝文句については、さすがに少々大げさに感じる。ただし、雑味が非常に少なく、全体を通して上品な喫味が続く点は評価できる。
途中には旨味が弱まり、やや退屈になる時間帯もあったが、中盤以降はウッド系の旨味やほのかな甘さが現れ、終盤にかけてしっかり持ち直した。
キューバ葉巻に特徴的な発酵香や甘味、厚みのある旨味、複雑な味わいの変化、長い余韻を期待すると方向性は異なる。しかし、それを差し引いても1,800円という価格を考えれば十分に良くできている。
「キューバを超える葉巻」とは思わないが、「また吸ってもいい」と思わせるだけの完成度はある1本だった。