2021年10月6日水曜日

金魚坂にて

久々に葉巻仲間と集まった。

こうして間近に金魚を見るのは久々だ。

場所は「金魚坂」という葉巻を楽しめるカフェ。金魚屋に併設された珍しい店だ。
店先では金魚を販売しており、子どもたちで賑わっていた。

各テーブルには葉巻用の灰皿が用意されていた。なかなか無い光景だ。
店内では常連の方々がカウンターで談笑しつつ紫煙を燻らせていた。

スパイシーな黒カレー

今回は2年前に購入してからずっと寝かせていたTrinidad Esmeraldaを吸うことにした。
寝かせている葉巻はなかなか吸うタイミングが見つからない。
個人的にはこうした集まりに持って行って吸うのが一番いいと思う。

2019年11月に作られたもの

軽い甘さと旨さ、そして山椒の様な柑橘系のスパイス感を楽しめた。
十分うまいがまだまだ伸びしろがありそうな葉巻だった。

一人で吸う葉巻も良いが、やはり仲間と吸うのも楽しい。
こうして昼から吸える場所はあまりないのでこれからも重宝しそうだ。

店員さんにオススメのアップルパイ。大きめにカットされたりんごが口いっぱいに広がる。


珈琲 金魚坂
〒113-0033 東京都文京区本郷5丁目3-15

2021年8月9日月曜日

Sancho Panza Eslavo Regional Edition Serbia

サンチョ・パンサ セルビア限定
1本あたり約3000円
7.25'" x 50
喫煙時間 1時間27分
フラットカット
Cigar oneにて入手


22:50
焦がした黒糖の甘みがじっとり舌に広がる。
いきなり旨い。

23:00
ブドウ皮の品のいい渋みがある。

23:16
甘みがより強さを増す。
黒糖の甘さや小麦の旨みは素朴ながらも芯のある味わいだ。
渋みもちょうどよい。

23:38
華やかな甘さにシフトしつつある。
急いで吸うと苦味が強く出てしまうが、ゆっくり吸えば甘さとともに白胡椒のスパイス感が楽しめる。

23:58
苦味がやや強まる。
しかし単調なものではなく、カラメルのような苦さだ。

0:17
雑味が出てきたので終える。

総評 A
序盤から黒糖のずっしりした甘さ。
程よい渋みが味わいに奥行きを持たせていた。
中盤は胡椒っぽさを伴った華やかな甘み。
面白い組み合わせだが意外に合っていた。
最後はカラメルのような甘苦い余韻を残し喫了。

濃厚な甘さ、華やかな甘さ両方を楽しめた。
もう手に入れることは難しいが、これ程のものならキャビネットで欲しかった。
素晴らしい一本だ。