2024年10月27日日曜日

Tatuaje La Mission 1959

タトゥアヘ ラミッション 1959
1本あたり2100円
4.75'" x 52
喫煙時間 45分
フラットカット


20:18
オーク樽、ブドウ、チョーク、ホワイトペッパー。
ビターなウッド感に何とも言えない旨味が伴っている。

20:30
ブドウ、黒糖、焦げたウッド。
フルーティな甘みが増してきた。

20:40
ブドウとウッドが混ざったフレーバー。
甘みと旨味がよい。
後味はホワイトペッパー。

20:54
ボディが重くなり吸いごたえが増す。
味わい自体はそこまで変化がない。

21:03
熱いので残り1.5cmほどで終える。
最後まで雑味はなかった。

総評 A-
序盤はビターなウッド系の味わいから始まった。
甘さはないが旨味があり期待の持てるスタートだった。
中盤からブドウ系の甘みや黒糖の味わいが現れ、ウッドの旨味とうまくマッチしていた。
終盤も大きな変化なく推移し、ウッドの旨味とフルーティな甘みの組み合わせを楽しめた。

フルーティーな甘みをメインに感じられた珍しい一本だった。

Sponsored Link

2024年10月19日土曜日

AJ Fernandez Enclave Connecticut Robusto

AJ フェルナンデス エンクラーベ コネチカット ロブスト
1本あたり2000円
5.0'" x 52
喫煙時間 47分
フラットカット


22:30
甘いヘーゼルナッツが口いっぱいに広がる。
わずかにチョークとホワイトペッパーの後味。

22:40
酸味のあるウッドが出てナッツ感はやや後退する。

22:44
時折甘いナッツが顔を出す。
後味はチョーク、おがくず。

22:59
穏やかなウッドとナッツが行き来する。

23:11
ミントが味わいに加わる。
強い旨味はないが穏やかな喫味だ。

23:17
ミント感が強くなりすぎてきたので残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は甘さのあるナッツからスタートした。
かなりの甘さで期待が持てたのだが、ドライなナッツ感にシフトしていってしまった。
中盤はナッツとウッド。時折甘さが強まったが、基本的にはややドライ目な喫煙感だった。
終盤はミントが加わり複雑な味わいとなった。徐々にミント感が強まりすぎてしまったのが残念だ。

雑味も少なく好印象であったが、旨味がもっと欲しかった。
値段を考えれば悪くない一本だろう。

Sponsored Link

2024年10月16日水曜日

Clandestinos Natural Prohibidos

クランデスティノス ナチュラル プロイビドス
1本あたり2100円
5.0'" x 50
喫煙時間 37分
フラットカット


18:15
オイリーなウッド、土。
塩辛い煙だ。

18:29
ローズウォーターの味わいが加わる。
ビターな喫味で吸いにくい。

18:42
渋めだった喫煙感がやや改善してきた。
全体的な味わいに大きな変化はない。

18:52
味わいに改善がないので残り4cmほどで終える。

総評 C
オイリーなウッドと土の渋めな喫煙感が主体。
時折花のような香りもしたが、甘さや旨味といった好感の持てる風味は出てこなかった。
渋さは徐々に改善していったのだが、全体を通して味わいの変化が少なかった。
良いところを見つけられなかったのが残念だ。

2024年10月13日日曜日

Padron 1964 Anniversary Series Exclusivo Maduro

パドロン 1964 アニバーサリーシリーズ エクスクルーシブ マデューロ
1本あたり4100円
5.5'" x 50
喫煙時間 1時間
フラットカット


17:35
黒糖、ミント、チョーク。
強めのボディだ。

17:50
オイリーなレザー。
苦みが出てきて甘さが感じられなくなる。

17:58
苦みがやや軽くなった。
ミント、チョークの地味めな喫煙感だ。
わずかにリコリスを感じる。

18:06
黒糖、土、リコリス。
ここにきてウッド系の旨味が出てきた。

18:23
コーヒー、土、ミント。
甘みのあるコーヒーが前面に出て大分味わいが良くなってきた。

18:28
チョコレートっぽさも出てきた。
断続的な喫味の変化が楽しい。

18:35
やや熱いので残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は黒糖の甘さから始まった。
しかし、すぐに苦みが出てきてしまい少し退屈な時間帯が続いた。
中盤は黒糖や土、コーヒー。
ウッド系の旨味が味わいをうまくまとめていた
終盤は甘めのコーヒーやチョコレート系の喫味の押し引きを楽しめた。

変化も多く良い葉巻ではあると思うが、渋めの時間帯がやや長かったのが残念だ。

Sponsored Link

2024年10月11日金曜日

E.P.Carrillo Pledge Prequel

E.P.カリージョ プレッジ プレクエル
1本あたり4300円
5.0'" x 50
喫煙時間 54分
フラットカット


19:24
酸味のある浅煎りのコーヒー、ウッド、マッシュルームの旨味。
味わいはシンプルなのだが、よだれの出る旨味の強さだ。

19:44
コーヒーと酸味あるウッド。後味にホワイトペッパーがやってきた。
きのこ系の旨味が心地よい。

20:02
土っぽさとコーヒー感が強い。
フルボディな喫煙感だ。

20:20
終盤になるがきのこの旨味が変わらず続く。
ボディが強いので残り3cmほどで終える。

総評 A-
序盤から強いマッシュルームの旨味が目立った。
それを引き立てるようにコーヒーとウッド、ホワイトペッパーが立ち現れた。
中盤も強い旨味は持続した。
コーヒー感が強まり土っぽいニュアンスに変化していた。
終盤はボディが強く少々自分には合わなかったが、それでも十分な旨味があった。

多彩な味わいの変化はないものの、シンプルに旨味が強かった。
Cigar Aficionadoで高得点を取るのも頷ける。

Sponsored Link

2024年10月8日火曜日

Compas Robusto

コンパス ロブスト
1本あたり1900円
4.3'" x 50
喫煙時間 50分
フラットカット


21:53
コーヒー、カカオ、ナッツ、ウッド。
ウッド系の甘さがおいしい。

22:11
コーヒー、ウッド、ホワイトペッパー、リコリス。
甘さ軽さはそのまま。それに加え青草っぽさが出てきてスパイシーな喫煙感となる。

22:28
ホワイトペッパーとリコリスが強まる。
サイズの割に燃え進むのが早い。
終盤だが雑味はほとんどなく好印象。

22:33
まだまだ吸えるが熱いので残り1.5cmほどで終える。

総評 B
序盤はウッドやコーヒーのほどよい甘さを楽しめた。
カカオやナッツなども混ざり合い印象の良いスタートだった。
中盤からはスパイシーな青さが現れそれが強まっていった。
終盤はホワイトペッパーとリコリスの風味が強くウッドやコーヒーと言った序盤の味わいがほとんど感じられなかったのがやや残念だった。

全体を通して強い旨味があるわけではないが、やさしいボディと雑味の少なさが見事だった。
穏やかな味わいが好きならばデイリーシガーにいいかもしれない。

2024年10月7日月曜日

Trinidad Topes (TLU NOV 19)

トリニダッド トペス (2019年11月製造)
1本あたり約10000円
5.0'" x 56
喫煙時間 1時間23分
フラットカット


18:14
焼き芋や栗のようなねっとりとした甘さがいきなりやってくる。
後味にきのこの風味、ホワイトペッパー、レザー。
旨味は十分だ。

18:32
濃厚な甘さが隠れて、レザーや灰を連想させる味わいに。
きのこの旨味がある。

18:49
ホワイトペッパーやミントのような清涼感とビターなレザー感、そして濃厚な甘さが共存している。
複雑な味わいだ。

19:06
チョコレートのような甘さと旨さに変化した。
後味は白胡椒のピリッとした爽やかさんがある。

19:29
チョコレートとミント感、ウッドやレザー。
終盤だがまったく雑味はない。

19:37
熱くなってきたので残り2cmほどで終える。
最後まで美味しかった。

総評 A
序盤は芋系のほっくりとした甘さと旨さがメインにあり、後味にきのこ・白胡椒・レザーなどの複雑な味わいが続いた。
中盤は少しの間ビターな時間帯があったが、そこから芋系の甘さが復活した。
終盤はチョコレートの甘さが素晴らしく、ミント系の清涼感が味わいに奥行きを出した。
経時的な味わいの変化が素晴らしかった。
間違いなくおすすめできる一本。

2024年10月1日火曜日

Cusano Bundle Selection Robusto

クザーノ バンドルセレクション ロブスト
1本あたり900円
4.8'" x 50
喫煙時間 53分
フラットカット


21:44
甘く上品な小麦の味わい。
ほんの少しだけレザー系の酸味がある。

21:57
レザーの酸味が強まり、若干の苦みも伴うようになった。
背景には小麦の旨味があるのだが、レザー感でうまく味わえない。

22:02
穀物系の旨味が増してきた。
こうなるとレザーの渋さもよいアクセントになる。

22:13
旨味が穀物からウッドへシフトした。
レザーの渋さはあまり変わらない。
ボディが段々重くなり吸いごたえが増す。

22:25
ウッドと小麦の味わいが揺れ動く。
渋みはなくなり、土やコーヒーの後味が全体を引き締める。

22:37
力強いホワイトペッパーとわずかにウッド。清涼感だけでなくちょっとした甘さもある。
ボディが強くふらつきそうなので残り3cmほどで早めに切り上げる。

総評 B+
序盤は小麦とレザー。少し味わいが乱れる時間帯もあったが、スタート時の味わいは900円の葉巻とは思えないほど上質だった。
中盤は穀物系の旨味とウッド、後味は渋めなレザーだった。
穀物とウッドの変化が吸っている者を飽きさせなかった。
終盤はホワイトペッパーやミント系の爽やかな喫煙感。
ややボディが強かったが許容範囲内だろう。

常時うまい訳では無いが、時折目の覚めるような味わいを楽しめた。
価格ゆえに個体差も大きいかもしれないが、デイリーシガーを探しているのなら試してみても面白い一本だろう。

Sponsored Link