2016年10月28日金曜日

Rafael Gonzalez Perlas

ラファエル ゴンサレス ペルラス
1本あたり約620円
4.0'" x 40
喫煙時間 46分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:47
控えめなウッドの甘さだ。
素朴な小麦菓子ような味わいと言えるかもしれない。
ほんの僅かに酸味、そして古タンスを思わせる香りがある。

0:01
青さが出る。
青苦いレザー。あまりうまくない。

0:13
青さが多少引いた。
野草と小麦系の甘さが混ざっている。

0:21
小麦菓子の甘さが戻る。
わずかに青さ、スパイシーさが見え隠れする。

0:33
苦味が増してきたので残り2cmほどで終える。

総評 B-
序盤は素朴な小麦の甘さを楽しむことができた。
同時に現れたわずかな酸味や古ダンスの匂いも好感が持てるものだった。

中盤においては、青さや苦さが出てしまった点は残念。
ただ、これは徐々に改善していった。

終盤は序盤の小麦系の味わいに青いスパイスが加わった味わいだった。

強い旨さはないものの、素朴な葉巻の味わいを楽しむことができた。
短く、何も考えず気楽に喫せる一本だ。

2016年10月22日土曜日

Trinidad Coloniales (2)

トリニダッド コロニアレス
1本あたり約1570円
5.1'" x 44
喫煙時間 1時間35分
フラットカット
cigarOneにて入手


19:51
香ばしい。
かすかな穀物感と酸味。

19:57
スパイシーさを感じる。
前述した酸味ある穀物の味わいと調和が取れていない。

20:10
青さのある穀物。イマイチだ。

20:25
青いレザー、スパイシーなナッツ。
時折濃いウッドが現れる。
だんだん味わいが良くなってきた。

20:46
甘苦さ、スパイシーさがあるのだが、どうにもピントがボケている。

21:05
ミルク系の濃厚さが出てくる。
しかしどうにも辛さがそれを上回る。

21:26
辛さ熱さがあるので3.5cmほどで終える。

総評 B
序盤は穀物の香ばしさと酸味がメインノート。
穀物感は徐々に青さを増していた。

中盤はレザーやナッツ。
色濃いウッドが味わいの下支えをしており、期待が持てたのだが、
苦さやスパイシーさでウッドをそこまで楽しめなかった。

終盤は所々でミルクの濃厚さを楽しめた。
しかし、辛さが出ている場面も多かった。

全体を通してあまり調和が取れていなかったように思える。
個々の味わいはしっかりしているので、もっと気長に寝かせれば期待が持てるだろう。
Trinidadは好きなブランドのひとつなので、この葉巻の本領を知りたい。



2016年10月16日日曜日

La Gloria Cubana Medaille d'Or No. 4

ラ グロリア クバーナ メダーユ ドール No. 4
1本あたり約840円
5.9'" x 32
喫煙時間 2時間12分
フラットカット
cigarOneにて入手


17:12
高級なはちみつ、香ばしく揚げたパンの耳。
粉っぽい舌触りである。
甘やかで非常に味わい深い。

17:29
濃厚さが増す。
渋すぎない栗皮の味わいが出る。

17:35
花の蜜のような香りが素晴らしい。

17:57
蜜、栗皮、香ばしいナッツ。
味わいは高水準のまま安定している

18:29
濃い木の味が出てきた。
甘さが控えめになる。

19:00
リコリスとウッド、味わいが荒々しい方向へ移りつつあるが、
ナッツの旨さが味わいを整えている。

19:18
栗、ナッツ、リコリス
スパイシーながらも豊かな味わいである。

19:24
熱さと苦味が出てきたので残り3.5cmほどで終える。


総評 A-
前半は、香ばしさとともに蜜の味わいが舌に絡みつく。

中盤は甘みが減じ、木や栗皮の濃厚な味わいとナッツの旨味を楽しめた。

終盤はリコリス系の甘いハーブがウッドと交じり合っていた。
一時的に大味になったものの、徐々に味わいは回復していった。

華やかな甘さを楽しめる一本。
見た目以上に時間がかかったものの、充実した時間を過ごせた。
入手しにくいが他のビトラのぜひ試してみたくなる。

2016年10月11日火曜日

Hoyo de Monterrey Epicure No. 2

オヨデモンテレイ エピクーレNo. 2
1本あたり約1250円
4.8'" x 50
喫煙時間 1時間23分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:12
軽い酸味があるウッド。
上品な甘さ。

20:22
ショウガのスパイシーさがある。
オイリーさが出てきた一方で甘さが減ってきた。

20:40
甘さが来てから少し苦さが出る。
なかなかおいしい。

21:18
甘さとスパイスが高まる。
軽くナッツが薫る。

21:35
苦味が出てきたのでのこり3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は甘く、徐々にショウガのスパイス感が現れた。

中盤は甘味と苦味が交互に出入りしていた。変化に富みなかなか面白い。
中盤の後半からは苦味中心の退屈な味わいとなってしまったが、程なくして持ち直した。

終盤は甘さが強まった。
ナッツやショウガも喫煙感を盛り上げ、スパイシーなクッキーを食べているかのようだった。

特徴的なスパイス感を楽しむことが出来た。
これなら50本入りのキャビネットで長期熟成に挑戦するのも面白いと思った。