2026年9月30日水曜日

Partagás Royales

パルタガス ロイヤレス
国内での販売なし
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間1分
フラットカット


15:25
おいしい。
洋菓子のような甘さだ。
麦の旨味が良い。

15:35
レザーが強まる。
吸いごたえが増してきた。
甘さと強めのレザーの組み合わせが良い。

15:54
レザーが程よくなる。森林浴をしているような木々の香りがする。
甘さはウッドのような甘さへ変化した。
リラックスできる。

15:57
ブドウ皮の程よい苦味・酸味がある。

16:07
ブドウ皮に加えて栗のようなホクホクとした甘みが出てきた。
土やビターチョコレートのフレーバーも現れてきた。

16:26
終盤だが穀物系の甘さがより強まる。
熱くなってきたので残り1.5cmほどで終える。
最後まで雑味がなかった。

総評 A
序盤
火をつけてすぐに感じるのは、洋菓子を思わせる甘さと麦の旨味。非常に好印象なスタートだ。
しばらくするとレザーが強まり、吸いごたえも増してくる。甘さと力強いレザーの組み合わせがよく、パルタガスらしい力強さを感じながらも荒々しさはない。

中盤
レザーの強さがほどよく落ち着くと、森林浴をしているような木々の香りが現れる。序盤の洋菓子的な甘さも、次第にウッド系の穏やかな甘さへと変化していく。
リラックスできる心地よい喫煙感の中に、ブドウの皮を思わせる適度な苦味と酸味が加わる。
さらに吸い進めると、栗のようなホクホクとした甘みが現れ、土やビターチョコレートのニュアンスも重なってくる。味わいの移り変わりが多く、それでいて全体のまとまりを失わない。

終盤
終盤になると、再び穀物系の甘さが強まってくる。
序盤に感じた麦の旨味を思わせる方向へ戻りつつ、最後まで嫌な雑味はほとんど感じられなかった。

洋菓子のような甘さと麦から始まり、レザー、ウッド、ブドウ皮、栗、土、ビターチョコレートへと次々に表情を変えていく、ポジティブな変化に富んだ素晴らしいシガーだった。
特に、力強さがありながら最後まで雑味に崩れず、甘さの質が変化し続けた点が印象的だった。
貴重なPartagás Royalesを吸うことができてよかった。このような機会を用意していただいた五十嵐さんに感謝したい。

2026年9月2日水曜日

Heaven's Door No.4

ヘブンズ・ドアー No.4
1本あたり1,800円
5.12'" x 42
喫煙時間 1時間1分
フラットカット


22:33
穏やかな麦。フランスパンをかじっているような感じだ。麦の旨味が心地よい。
また、ノンキューバンにありがちな雑味は一切ない。

22:47
麦感が少し弱まり、オイリーな風味が表れた。
それとともに心地よい旨味が減じ、やや退屈な喫煙感だ。

23:00
オイリーな麦と酸味のある土が味わいの主体だ。
嫌な雑味はそこまでない。
時折クリームのような旨味を感じる。悪くない。

23:06
旨味が強まってきた。
ウッド系の旨さだ。後味に砂糖菓子のような甘さもある。

23:27
酸味のある栗の味わいと品のいいウッドが続く。
余韻に残るほのかな甘さが良い。
それなりに旨味もある。

23:34
終盤だが雑味はない。
熱いので残り1.5cmほどて終える。

総評 B+
序盤
着火直後は穏やかな麦の風味から始まる。フランスパンをかじっているような素朴な麦の味わいで、しっかりとした旨味が心地よい。
特筆すべきは雑味の少なさだ。ノンキューバンで時折感じるような引っかかりのある雑味はほとんどなく、非常にクリーンな立ち上がり。
しばらくすると麦の存在感は少し弱まり、代わってオイリーなニュアンスが現れる。それとともに当初の旨味もやや後退し、少し退屈に感じる時間帯に入った。

中盤
オイリーな麦と、わずかに酸味を伴った土の風味が中心となる。
派手さや複雑さはないものの、嫌な雑味は依然として少なく、ときおりクリームを思わせる柔らかな旨味も顔を出す。
さらに吸い進めると再び旨味が強まり、ウッド系の心地よい味わいへと変化。後味には砂糖菓子を思わせるほのかな甘さも感じられ、序盤から一度落ち込んだ喫味が徐々に持ち直してくる。

終盤
終盤は酸味を伴った栗のような風味と、上品なウッドが主体。
余韻にはわずかな甘さが残り、十分な旨味も感じられる。終盤まで雑味がほとんど出てこない点は好印象だった。

なかなかよくできている葉巻だった。
「キューバ葉巻を超える」という宣伝文句については、さすがに少々大げさに感じる。ただし、雑味が非常に少なく、全体を通して上品な喫味が続く点は評価できる。
途中には旨味が弱まり、やや退屈になる時間帯もあったが、中盤以降はウッド系の旨味やほのかな甘さが現れ、終盤にかけてしっかり持ち直した。
キューバ葉巻に特徴的な発酵香や甘味、厚みのある旨味、複雑な味わいの変化、長い余韻を期待すると方向性は異なる。しかし、それを差し引いても1,800円という価格を考えれば十分に良くできている。
「キューバを超える葉巻」とは思わないが、「また吸ってもいい」と思わせるだけの完成度はある1本だった。

2026年7月25日土曜日

My Father Le Bijou 1922 Petite Robusto

マイファーザー ル・ビジュー 1922 ペティロブスト
1本あたり2,100円
4.5'" x 50
喫煙時間 50分
フラットカット


13:19
濃いめの麦、ワイン樽、わずかに酸味あるレザー。
序盤からボディは重めだ。嫌な雑味はない。

13:33
土、ブドウ皮、灰。
ビターな喫煙感だ。退屈とまでは言わないが、すこし単調だ。

13:51
ウッド、土、灰。
味わいの変化に乏しい。
旨味もないのが痛いところだ。

14:05
ボディがやや軽くなり、味わいもすこし改善する。
わずかだが花の蜜のような甘みを感じる。

14:09
やや改善の兆しが見えるが、飽きてきたので4cmほどで終える。

総評 B

序盤
着火直後から、濃い麦を思わせる香ばしさに、ワイン樽、わずかな酸味を伴うレザーが重なる。ボディは序盤から重めだが、刺激的な雑味はなく、濃厚で落ち着いた入り方であった。

中盤
土、ブドウの皮、灰を中心としたビターな味わいへと移行する。濃さは十分にあるものの、味わいの変化は少なく、次第に単調さが目立つ。ウッドや土のニュアンスは続くが、明確な旨味や甘みが乏しい点は物足りない。

終盤
終盤に入るとボディがやや軽くなり、わずかに花の蜜を思わせる甘みが現れる。味わいには改善の兆しが見られたものの、それまでの単調さから飽きが生じ、残り約4cmで喫煙を終えた。

序盤の濃い麦やワイン樽、酸味のあるレザーには個性があり、重厚なボディも楽しめる。しかし、中盤以降は土、灰、ウッドを中心としたビターな味わいが単調に続き、旨味や展開力に欠けた。終盤に甘みが現れて持ち直したものの、全体としては濃さに対して味わいの奥行きが不足している印象だった。

2026年7月18日土曜日

Aroma de Nica 505 (2)

アロマデニカ 505
1本あたり1,200円
5.0'" x 50
喫煙時間 49分
フラットカット


21:19
おいしい。
しっかり麦の旨味が出ている。 
強く吸うと花びらを口に含んだような苦味・金属感が現れる。
ゆっくり吸えばおいしい。

21:31
麦の旨味が落ちてしまった。
乾いた革、鉄粉、ホワイトペッパー。
ポジティブな甘さ・旨さがない。

21:43
渋い紅茶、革、チョーク。
旨さがなく、いまいちな時間帯が続く。

21:55
やっと麦の甘さが出てきた。
ただ雑味もそれなりにあるためあまり満足行く喫煙感ではない。

22:08
旨味も出てきたが、雑味もあるため残り3cmほどで終える。

総評B

序盤
吸い始めから、しっかりとした麦の旨味が感じられる。素朴ながらも十分な甘さとコクがあり、第一印象はかなり良い。
ただし、強く吸い込むと花びらを口に含んだような苦味や金属感が現れる。ゆっくりと間隔を空けて吸えば麦の旨味を素直に楽しめるため、喫煙のペースが味わいを大きく左右する葉巻だと感じた。

中盤
序盤にあった麦の旨味は早い段階で弱まり、乾いた革、鉄粉、ホワイトペッパーへと変化する。
さらに進むと、渋く抽出した紅茶や革、チョークのような風味が中心となる。苦味や乾いたニュアンスに対して、バランスを取る甘さや明確な旨味が乏しく、やや単調で吸いにくい時間帯が続いた。

終盤
終盤に入って、ようやく麦の甘さが戻ってくる。中盤と比べれば旨味も感じられるようになり、多少の持ち直しを見せた。
しかし、同時に雑味も残っており、序盤のような素直なおいしさには戻り切らない。残り3cmほどのところで、無理をせず喫煙を終えた。

序盤の麦を思わせる甘さと旨味は好印象だった。ゆっくり吸っている間は、この価格帯として十分に楽しめる味わいがある。
一方、中盤では麦の旨味が失われ、革、鉄粉、渋い紅茶、チョークといった乾いた風味が優勢になった。終盤に甘さと旨味が多少戻ったものの、雑味を覆すほどではなかった。
序盤の出来だけを見れば期待できる葉巻だが、今回は中盤以降の停滞が長く、全体として高い満足感にはつながらなかった。

2026年7月13日月曜日

Davidoff Signature 2000

ダビドフ シグネチャー 2000
1本あたり4,400円
5'" x 43
喫煙時間 44分
フラットカット


19:53
品のいい口当たりだ。
白ビールのような甘く柔らかな味わい。
小麦の旨味がしっかりとある。

20:06
上品な喫煙感が続く。
ややボディが強まり、小麦の味わいに加えて少しホワイトペッパーが出てくる。

20:18
ボディが増していく。
しかし荒々しさは一切ない。
味わいは小麦からワラへとシフトしていく。
明確な旨味はないのだが、何とも言えない旨さがある。

20:33
終盤だが雑味は一切ない。
小麦とワラが混じったような旨味が続いている。
心地よい酩酊感が現れてきた。

20:37
急に苦味が出てきた。
残り3cmほどで無理せず終える。

総評 A-
序盤は、ダビドフらしい品の良い口当たりが印象的。白ビールを思わせる甘く柔らかな味わいがあり、小麦の旨味がしっかりと感じられる。軽やかでありながら薄さはなく、非常に上品な立ち上がりだった。

中盤に入ると喫煙感は少しずつ強まり、小麦の風味にホワイトペッパーが加わる。さらに進むと味わいは小麦からワラへと移行していくが、荒々しさはまったくない。明確に濃い旨味で押してくるタイプではないものの、淡い味わいの奥に何とも言えない旨さがあった。

終盤も雑味は出ず、小麦とワラが混じったような穏やかな旨味が続く。心地よい酩酊感もあり、最後まで上質な喫煙感を保っていた。しかし残り3cmほどで急に苦味が出てきたため、無理せず終了。

全体として、強い個性や濃厚さで魅せる葉巻ではないが、口当たりの品の良さ、雑味の少なさ、穏やかな旨味の持続が非常に優れている。白ビールや小麦、ワラのような柔らかなニュアンスが中心で、ダビドフらしい端正さをよく感じられる一本だった。


2026年7月5日日曜日

Montecristo No.3

モンテクリスト No.3
1本あたり3,960円
5 5/8'" x 42
喫煙時間 47分
フラットカット


21:10
おいしい。モンテクリストらしいウッドの甘さと旨さがある。

21:23
安定した味わいが続く。
少しホワイトペッパーの風味が出てきた。
良いアクセントだ。

21:34
オイリーなレザーが顔をだす。
ウッド、レザー、ワラ。アルミホイルのような金属感も少しある。
やや旨味が減じているが、そこまで崩れているわけではない。

21:49
ウッドの旨味が濃くなってきた。
オイルレザーの風味とマッチしている。

21:57
旨さもあるのだが雑味が強くなってきた。
無理せず残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤から非常にモンテクリストらしい、甘みを伴うウッドの旨味が前面に出る。派手さよりも安定感があり、木質系の甘さと旨味で素直に「おいしい」と感じられる立ち上がり。しばらくするとホワイトペッパーが軽く出てきて、穏やかな味わいの中に良いアクセントを加えている。

中盤ではオイリーなレザーが顔を出し、ウッド、レザー、ワラの要素が重なってくる。そこにアルミホイルのような軽い金属感もあり、少し複雑さが増す。一方で序盤の明快な旨味はやや弱まり、少し陰りも見える。ただし大きく崩れるわけではなく、後半にかけてウッドの旨味が再び濃くなり、オイルレザーの風味とよく調和する。

終盤は旨味を保ちながらも、雑味が目立ちはじめる。ウッドとレザーの方向性は悪くないものの、余韻のきれいさはやや落ちるため、無理に最後まで吸い切らず残り3cmほどで終了。全体としては、モンテクリストらしいウッドの甘さと旨味をしっかり楽しめる一本で、終盤の雑味を差し引いても満足度は高い。最後にやや荒さは出たが、コロナサイズらしくテンポよく楽しめる良質な一本。

2026年6月28日日曜日

Flor de Copan Rothchild

フロールデコパン ロスチャイルド
1本あたり1,200円
4.9'" x 50
喫煙時間 41分
フラットカット


18:54
ウッド、甘いナッツ、パプリカの苦味。
甘さと苦さが共存している。

19:04
ウッド、栗の皮、チョーク、わずかにナッツ。
苦みが強くなってきた。

19:14
ウッド系の苦みが減りナッティな甘みをダイレクトに感じられるようになった。

19:24
オイルレザー、土、花の蜜、ナッツ。
苦かったり甘かったりとひと吸いごとに表情を変える。

19:35
苦みが強まったので残り2cmほどで終える。

総評 B
序盤は、ウッドを軸に甘いナッツ、パプリカを思わせる野菜系の苦みが感じられた。
単純に甘い葉巻というより、甘みと苦みが同時に立ち上がるタイプで、第一印象から少し個性的。ナッツの丸みはあるが、フレッシュな苦みが前に出るため、ややビターな入り方だった。

中盤に入ると、ウッド、栗の皮、チョークのような乾いたニュアンスが出て、苦みがやや強まった。
この時間帯はナッツの甘みが後退し、ウッド系・渋皮系のビターさが中心となるため、少し吸いにくさもあった。一方で、14分過ぎからは苦みが落ち着き、ナッティな甘みをより直接感じられるようになった。

終盤は、オイルレザー、土、花の蜜、ナッツが現れ、味わいに厚みと柔らかさが出てきた。
苦みと甘みが一吸いごとに入れ替わるような展開で、序盤・中盤よりも表情が豊か。特にナッツの甘みや花の蜜のようなポジティブなニュアンスが増えた点は好印象だった。最後は苦みが再び強まったため、残り2cmほどで終了。

ナッツの甘みとウッド、栗皮系の苦みがせめぎ合う一本。
価格を考えると十分に楽しめる内容だが、ビターな時間帯がやや長く、全体の印象を少し下げた。終盤にかけて花の蜜やナッティな甘みが出てきた点は良く、苦みがもう少し控えめであれば、さらに評価を上げられた葉巻だった。

2026年6月24日水曜日

Arturo Fuente Rosado Sungrown Magnum R 52

アルトゥーロ フエンテ ロサド サングロウン マグナム R52
1本あたり2,800円
5.0'" x 52
喫煙時間 1時間6分
フラットカット


21:47
ローストナッツと麦茶、ホワイトペッパー。
ドローがとても良い。
スカスカでちょっと心配になる。

21:58
苦味が強く出る。
濃く入れすぎた紅茶のような苦さだ。

22:09
苦みがやわらいだ。
紅茶、ウッド、わずかにナッツ。
旨味はあまりない。

22:21
紅茶の味わいが続く。
やや退屈だ。

22:32
紅茶に加えてナッツが再び現れる。
旨味のあるナッツで好印象だ。
もう少し強く出てほしい。

22:43
紅茶とナッツが続く。
やや味わいが強く出てきたが、ボディはそこまで重くない。
変化はないものの悪くない喫味だ。

22:53
熱くなったので残り1.5cmほどで終える。
終盤は雑味なく楽しめたがあまり派手さはなかった。

総評 B
序盤
立ち上がりはローストナッツ、麦茶、ホワイトペッパー。ドローは非常に軽く、スムーズではあるが、ややスカスカに感じるほど。序盤早めに苦味が強まり、濃く入れすぎた紅茶のような渋みが前面に出る。その後は苦味が落ち着き、紅茶、ウッド、わずかなナッツへ移行するが、旨味は控えめ。

中盤
紅茶系の味わいが主体となり、ウッドとナッツが支える構成。大きな変化は少なく、やや単調さもある。中盤後半になるとナッツが再び現れ、旨味を伴った香ばしさが加わる点は好印象。ただし、ナッツの出方はもう少し強ければさらに満足感が高かった。

終盤
紅茶とナッツを中心とした味わいが続き、やや味の輪郭は強まるものの、ボディは重すぎない。大きな展開や派手さはないが、雑味は少なく、終盤まできれいに楽しめる。

全体として、紅茶の渋みとナッツの香ばしさが中心の落ち着いた一本。序盤の苦味や中盤の単調さは気になるものの、終盤は雑味なくまとまり、安定した喫味だった。派手な変化や強い旨味を期待すると物足りないが、軽めから中庸のボディで穏やかに楽しめるロブスト。

2026年6月20日土曜日

Montecristo Wide Edmundo

モンテクリスト ワイドエドムンド
1本あたり9,350円
4.9'" x 54
喫煙時間 1時間
フラットカット


21:51
とてもうまい。
モンテクリストらしい柔らかなウッドの旨味がある。
きのこの旨味も同時に現れ奥行きのある味わいだ。

22:06
少し旨味が減じた。
ウッド系の味わいが続く。
わずかに灰っぽさもあるか。

22:18
じわりと旨味が戻ってきた。
灰やローズウォーター、ホワイトペッパー。
ボディが強まり吸いごたえが増す。

22:37
灰っぽい味わいが強まる。
やや物足りない。

22:51
味わいはあまり変わらない。
のこり3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は非常に好印象だった。モンテクリストらしい柔らかなウッドの旨味が中心にあり、そこへキノコのような旨味が重なる。単調な木質感ではなく、旨味に奥行きがあり、吸い始めから完成度の高さを感じさせる味わいだった。
中盤に入ると一度旨味がやや弱まり、ウッド系の味わいが主体となる。わずかに灰っぽさも出てくるが、その後じわりと旨味が戻り、灰、ローズウォーター、ホワイトペッパーのニュアンスが現れる。ボディも強まり、序盤の柔らかさから、より吸いごたえのある展開へ移行していく。
終盤は灰っぽさが前面に出て、味わいの変化は少なくなる。序盤から中盤にかけて見られた旨味や複雑さはやや後退し、少し物足りなさが残る展開となった。残り3cmほどで終了。
序盤のウッドときのこの旨味はとても魅力的で、モンテクリストらしい柔らかさと奥行きを楽しめる一本だった。しかしそれ以降はやや失速した印象だ。

2026年5月4日月曜日

Romeo y Julieta Cupidos LCDH

ロメオ イ フリエタ クピドス LCDH
1本あたり17,600円
5.8'" x 55
喫煙時間 48分
フラットカット


16:06
やさしい麦だ。甘さと旨さを兼ね備えている。
わずかにホワイトペッパー、酸味のあるウッド。
おいしい。

16:25
酸味が強く出て来た。
あまり良い時間帯ではない。

16:42
雑味がつよい。
序盤のポジティブな旨さがない。

16:54
味わいが改善しないので残り4cmほどで終える。

総評 C
序盤はかなり好印象な麦の味わいからはじまった。
しかし、それ以降は酸味と苦みが味わいの中心となり味わいの乏しいものだった。
香りの展開は控えめで、こちらから探しにいっても明確な甘みやスパイス、熟成香を拾いにくかった。
この1本だけで評価を決めるのは早計だが、価格に見合う明確な甘み・熟成感・複雑さを求める人には、今回の印象では積極的には勧めにくい葉巻だった。
機会があればまた別のものを吸ってみたい。

2026年4月12日日曜日

Quai d'Orsay No.50

ケドルセ No.50
1本あたり4,400円
4.3'" x 50
喫煙時間 55分
フラットカット


22:44
ウッド、シナモン、白胡椒、白粉。
なんとも言えないスパイシーさと柔らかい風味のウッドがおいしい。

22:55
前述した味わいにクロワッサンのような香ばしいパンが加わる。

23:01
甘さが強くなってきた。
シナモン系のスパイス感とうまくマッチしている。

23:16
濃く煮出した紅茶、白砂糖、ウッド。
甘くて美味しい。

23:34
ウッドの味わいが消えていき、紅茶がどんどん濃くなってくる。
これはコニャックに合いそう。

23:39
熱くなってきたので残り1.5cmほどで終える。

総評 A
序盤はシナモンのスパイシーさが印象的だった。
心地よい甘みもありチャイのような味わいだった。
中盤は小麦系の味わいが加わり奥行きが増した。
終盤は紅茶の旨味が強くなり、白砂糖の甘さとのマリアージュを楽しめた。

ボディはライトながらも雑味が一切ない1本だった。
旧ラベルのケドルセはあまり印象に残っていなかったが、新ラベルは素晴らしい出来だった。ぜひ箱で手に入れたい。

2026年4月4日土曜日

Bolivar Hamaki Regional Edition Japan

ボリバー ハマキ 日本限定
1本あたり14,300円
6.1'" x 50
喫煙時間 1時間20分
フラットカット


19:05
うまい。キノコの旨味と軽い酸味のウッド。
はじめから十分な旨味がある。

19:10
花の蜜の味わいが出てきた。
フローラルとウッドが合わさっている。

19:21
洋菓子のような甘さが出る。
ウッドの軽い渋みと非常にマッチしている。
素晴らしい。

19:38 
渋味の少ないローズウォーター。ウッド。ふ菓子のような甘みが続く。雑味がなく非常に吸いやすい。

19:56
やや甘さが減った。
やさしいウッドの旨味がよい。

20:11
ウッドわずかにワラ。
キノコの旨味が継続している。

20:25
熱いので残り1.5cmほどで終える。
全く雑味のない葉巻だった。

総評 A
序盤からキノコ系の旨味とウッド、フローラルの甘みが強く出ていた。
中盤は洋菓子系の砂糖の甘みへとシフトした。ウッドの味わいが引き続き味わいを引き締めていた。
終盤は甘みが減じたが、旨味が強く出ていたため全く飽きずに吸うことができた。

雑味がなく常によくできていた葉巻だった。なかなか入手が難しい葉巻だが、日本限定でもあるのでぜひ1本体験していただきたい。

2026年2月11日水曜日

El Rey del Mundo Royal Series LCDH

エル レイデルムンド ロイヤルシリーズ LCDH
1本あたり16,500円
6.1'" x 50
喫煙時間 1時間4分
フラットカット


12:48
黒糖の甘み、わら、軽いウッド。ほどよい旨味も相まって最初からおいしい。

13:04
ウッドがマイルドめな重さになった。キノコ系の旨味がとても良い。一切雑味がなく、甘さ旨さをしっかり感じ取れる。

13:17
ウッド、キノコ、ホワイトペッパー、わずかに青草。徐々に味わいの幅が広がってきている。

13:33
一瞬青草が強くなった時間帯があったが、すぐにウッド主体の味わいに戻った。
強い甘さはないが滋味深いキノコの旨味がよい。

13:46
最終盤にきても雑味は全くない。
ウッド、カシューナッツ、ホワイトペッパー、よもぎ。草っぽい味わいに清涼感があってよい。

13:52
熱くなってきたので残り1cmほどで終える。
いい葉巻だった。

総評 A
序盤は黒糖の甘みが目立った。
最初から旨味があり上質な葉巻の風格を感じた。
中盤はキノコの旨味が強まってきた。
ウッドが味わいの主体となり、ホワイトペッパーや青草がよいアクセントとなっていた。
終盤もまったく崩れずに喫煙を楽しめた。
途中から出てきたカシューナッツのようなナッツ系の味わいもとてもよかった。

完成された1本だろう。欲を言えばもうすこし奥行きのある味わいだったらさらに良かったか。

2025年12月31日水曜日

Partagas Cedros Year of the Snake

パルタガス・セドロス イヤー オブ ザ スネイク 2025
1本あたり19,800円
5.3'" x 50
喫煙時間 54分
フラットカット


20:27
穏やかな麦と和紙。
渋めの栗の木。
あまり華やかな味わいはない。

20:40
ウッドやローズウォーター。
草っぽい旨味がある。

20:51
白粉、ローズウォーター、酸味あるレザー。
草の旨味が続く。

21:06
味わいの中心はレザー。
わずかに花の蜜のような甘さがやってきた。

21:13
ここに来て旨味が強まる。
コイーバを彷彿とさせる栗の旨味だ。
ビターな草系の風味が和らぎ、旨味に集中できる。

21:19
森林をイメージさせる喫煙感だ。
甘さは少ないが、しっかり旨さがのっている。

21:21
熱いので残り1.5cmほどで終える。

総評 B+
序盤はビターな喫煙感でスタートした。
草っぽい味合いが印象的だった。
中盤も草っぽさが持続し、そこからボタニカルな旨味が出てきた。
地味な旨味なのだが悪くはなかった。
終盤からは一気に旨味が良くなってきた。
特に栗系のコイーバの味わいがとてもよかった。

良くも悪くもパルタガスらしさをあまり感じられない1本だった。
願わくば終盤の旨さがもっと早くにやってきてもらえればよかったか。
高価な葉巻だが、大晦日に吸うには悪くないだろう。

今年も読者の皆さまに支えられ、更新を続けることができました。心より感謝申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

2025年12月27日土曜日

Hoyo de Monterrey Epicure No.3

オヨ デ モントレイ エピキュア No.3
1本あたり8,470円
5.0'" x 54
喫煙時間 38分
フラットカット


12:48
ローズウォーター、レザー。
粉っぽさを彷彿とさせる喫煙感。

12:55
草っぽいレザー。
花の蜜のような甘さがわずかに出てきた。

13:06
味わいに植物系の青さがあるのだが、嫌な感じではない。
蜜の甘みとマッチしている。

13:19
じわりと旨味が出てきた。
味わいは草っぽさが主体だ。

13:26
残り1.5cmほどで終える。
最後まで雑味はなかった。

総評 B+
前半は特徴的な草っぽさがあった。
嫌な青さではなく、花の蜜のような味わいとうまく共存していた。
後半からは徐々に旨味が出てきて楽しく吸えた。
雑味は一切なく、この旨味は十二分に楽しめた。

良い葉巻であることは間違いないが、もう少し甘み旨味が強く出てくれたらもっと良かった。

2025年11月24日月曜日

Davidoff Maduro Robusto

ダビドフ マデューロ ロブスト
1本あたり11,000円
5.0'" x 50
喫煙時間 1時間6分
フラットカット


14:10
甘い小麦、黒糖。
かなり穏やかなボディで始まる。

14:24
雑味は一切ないのだが、旨味もあまり感じ取れない。
集中して吸うと遠くにワラを感じる。

14:38
味わいはあまり変わらない。
わずかに小麦の甘みがあり、上品な喫煙感なのだが、やや物足りない。

15:01
味が出てきた。
ウッド、小麦、レザー。
わずかに旨味を感じる。

15:16
熱いので3cmほどで終える。
良いところもなかったが、悪いところもなかった。

総評 B
序盤はマデューロらしい黒糖らしさがあり期待が持てた。
ところが、中盤以降は上品な煙ではあるものの旨味がすっぽり抜け落ちてしまっていた。
終盤からはわずかに旨味を感じ取れたが、強くはならず、そのまま終わってしまった。

ダビドフの高級ラインでありそれなりに期待を持っていたのだがやや期待外れだった。
また別のヴィトラで再挑戦したい。

2025年11月15日土曜日

Joya de Nicaragua Antaño Belicoso

ホヤデニカラグア アンターニョ ベリコソ
1本あたり1550円
6.0'" x 54
喫煙時間 1時間22分
フラットカット


20:05
穏やかな黒糖、酸味あるパン。
小麦の旨味がある。ボディはやや強めだ。

20:22
黒糖の甘さと小麦系の酸味が変わらず続く。
やや酸味が強くなる。

20:36
酸味が減り、小麦の旨味が強まってきた。
わずかにコーヒー。なかなか良い喫煙感だ。

20:51
コーヒーとナッツ。
小麦の旨味からナッツの旨味にシフトした。
複雑さは無いがシンプルにおいしい。

21:06
ナッツ、白胡椒、麦、灰。
少し苦味が出てきた。

21:21
ナッツ、コーヒー、土。
重厚感ある複雑な喫味になってきた。

21:27
熱いので残り3cmほどで終える。

総評 A
序盤は黒糖の甘さが特徴的だった。
旨味もそれなりにあり、マデューロの葉巻のような味わいだった。
中盤は小麦の旨味が強まった。
複雑さはないが、コーヒーやナッツの味わいがとてもよかった。
終盤からは味わいに重厚感が出てきた。
雑味はほとんどなく、ナッツを中心としたテイストに満足することができた。

安価なシガーだが十分に楽しめた一本。
Joya de Nicaragua もうすこし掘り下げていきたい銘柄だ。

2025年10月5日日曜日

Ferio Tego Timeless Supreme 554

フェリオテゴ タイムレス シュプリーム 554
1本あたり3700円
5.0'" x 54
喫煙時間 1時間9分
フラットカット


21:12
麩菓子、白胡椒、軽くレザー。
煙が優しく上品な印象を受ける。

21:29
小麦、ひとつまみの黒糖。
少し旨味が出てきた。
上品な喫味が続く。

21:47
穏やかなウッド、ナッツ、黒糖。
雑味が一切ないことで繊細な旨味を感じ取れる。

22:06
わずかにボディが強くなる。
ウッド、ナッツの味わいが続く。

22:21
あまり味わいに変化がないので残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤から上品な喫煙感だった。
味わいとしては黒糖っぽさや軽い白胡椒が現れた。
中盤はウッドや黒糖の味わい。ここで少し旨味も出てきた。
終盤はウッドとナッツ。味わいにバリエーションがなかったので少し退屈な印象を受けた。

強い旨味がなく、物足りないような気もするのだが、不思議と満足感があった一本。
雑味がほとんどなく、全ての時間帯でこれほどネガティブな要素のない葉巻は中々見つからないだろう。

2025年9月1日月曜日

Aging Room Quattro Nicaragua Espressivo

エイジングルーム クアトロ ニカラグア エスプレシーボ
1本あたり2500円
5.0'" x 50
喫煙時間 1時間12分
フラットカット


12:40
甘口のコーヒー、わずかにウッド、黒胡椒。
ウッド系の旨味が良い。

12:50
酸味あるレザーが強まる。
少しだけスパイシーだ。

13:06
甘い土、ウッド、少しだけナッツ。
酸味が減って吸いやすくなった。

13:19
甘さが強まる。
土、コーヒー、小麦、チョーク、レザー。

13:33
旨味が持ち上がる。
コーヒーとレザー、小麦。
これはおいしい。

13:45
ウッド系の旨さ、黒糖。
雑味はなく、ダイレクトに旨さを感じる。

13:55
チョコレート、コーヒー。
旨さでよだれが出る。
最終盤でもここまでうまいのは驚きだ。

14:02
残り1cmほどで終える。
最後まで味わいは崩れなかった。

総評 A
序盤はコーヒーやウッド。
甘さがあり良かったのだが、酸味の強い時間帯も多かった。
中盤以降からぐっと旨さと甘さが出てきた。
土やコーヒーを主体に、レザーやチョークなどが見え隠れして複雑な味わいを構成していた。
終盤から始まった持続的な旨味は素晴らしかった。
コーヒー、ウッド、小麦、チョコレート。
雑味なくポジティブな味わいだけを楽しめた。

これほどならばもう何本か欲しいと思える味わいだ。
品切れで今のところは手に入らなさそうなのが残念。

2025年8月25日月曜日

Davidoff Winston Churchill Late Hour Robusto

ダビドフ ウィンストン チャーチル レイトアワー ロブスト
1本あたり6600円
4.9'" x 52
喫煙時間57分
フラットカット


19:44
ウイスキー樽、ウッド、芝生、レザー。
味が濃い。

19:58
土、レザー、チョーク。
旨味がなくて吸いにくい。

20:09
少しコーヒーの風味が出てきた。
ややナッツ感もあり期待が持てる。

20:19
凡庸なたばこ感。
ネガティブな味わいがあるわけではないが、特別な旨さもない。

20:32
あまり味わいはかわらない。
もう一捻りほしい。

20:41
飽きてきたので残り2cmほどで終える。

総評 B-
最序盤はウイスキーの味わいといった他にはないテイストがあり、期待が持てた。
しかし、それ以降はポジティブな要素がなかった。ハズレ個体だったのだろうか?
Davidoffは強烈に旨いものとそうでないものに別れている印象がある。
また別の機会にチャレンジしてみたい。