2017年12月23日土曜日

Cohiba Piramides Extra

コイーバ ピラミデス エクストラ
1本あたり約3100円
6.2'" x 54
喫煙時間 1時間27分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:54
淡いウッド。
かすかに甘みがある。
地味な喫煙感だ。

21:00
ウッドの合間合間に濃厚な甘さの片鱗が見えてきた。

21:29
淡いウッドが続く。
ウッドの味わいは薄いが、旨さが舌に残る。
ローリエのような風味が後に続いた。

22:01
ウッドが消え、草っぽさが強くなる。
渋みやアクが現れてきてしまった。

22:21
苦味が強いので残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は淡いウッドからはじまった。
あまり旨味はなかったが、ボディが軽く吸いやすかった。

中盤は甘さが見えてきた。
旨さとローリエの味わいが印象的だった。

終盤に入り見えてきた甘さが消えてしまった。
渋さが目立ち、あまり良いところがないまま終わってしまった。

全体の傾向として、ウッド系の味わいがのんびりと推移していった。
甘さが極まるような徴候が所々にあったのだが、大きな見せ場がないまま終わってしまい残念だ。

2017年12月14日木曜日

Ramon Allones Club Allones Edición Limitada 2015

ラモン アロネス クラブ アロネス エディシオン リミターダ2015
1本あたり約2300円
5.3'" x 47
喫煙時間 1時間17分
フラットカット
cigarOneにて入手


21:47
いきなりものすごい旨味。
仰天した。
紅茶、品のあるチョコレート、わずかにホワイトペッパー。
チョコの甘さと旨さが舌にまとわり付く。
濃厚な煙だ。

22:06
甘さが急に消えた。
土やブラックコーヒーを彷彿とさせるテイストだ。

22:32
黒砂糖のような甘さがじわりと増える。

22:57
急に辛くなってしまった。
改善しなさそうなので残り4cmほどで終える。

総評 B+
序盤の強いチョコレートの甘さと旨さは素晴らしかった。
中盤は甘さが消え、ビターなコーヒーのようなニュアンスを感じ取れた。
終盤はジワジワとコクのある甘さが増して行ったが急に辛くなってしまい、味わいが壊れてしまった。

繰り返しになるが、序盤の強い甘さはとても印象的だった。
機会があればもう一本チャレンジしたい。

2017年11月8日水曜日

Bolivar Super Coronas Edición Limitada 2014

ボリバル スペール コロナス エディシオン リミターダ 2014
1本あたり約2300円
5.5'" x 49
喫煙時間 1時間9分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:05
あっさりとした甘みのミルク、ウッド。
わずかにレザーと青草を感じる。
乳製品由来の旨味がしっかり舌に残る。

22:22
コーヒーや土を連想させるビターさが加わる。
エスプレッソが多めのカフェラテと言うところだろうか。
ミルク系の旨味とマッチしている。

22:43
味わいは安定している。
わずかにシナモン的なスパイス感が後味に出てきた。

23:06
ビターなウッド、枯れ草、ロウソク。
焚き火を連想させるにおいがする。

23:14
雑味が出てきたので残り3cmほどで終了。

総評 A
序盤はミルクの旨味と甘み。
青さやレザーが味わいを引き締めていた。

中盤はコーヒー系のビターさが強まった。
序盤にある乳製品の旨さとよく調和していた。
隠し味のシナモンも味わいのアクセントとなっていた。

終盤はウッドのビターさがメイン。
背後にはミルクの旨さもあった。

安定したミルクの旨さが主題となり、穏やかに味わいが推移した一本。
有意義な1時間だった。

2017年10月12日木曜日

La Gloria Cubana Triunfos (Swiss Regional Production 2010)

ラ グロリア クバーナ トリウンフォス (スイス市場限定)
1本あたり約3100円
6.2'" x 50
喫煙時間 1時間57分
フラットカット
cigarOneにて入手


19:46
小麦の甘さの後から華やかさを連想させる複雑な香りが鼻腔を埋め尽くす。
やや青い栗、焼いた藁、ローズウォーターや土の味わいが汲み取れる。
着火したばかりだが終盤のような喫煙感に圧倒される。

20:06
甘さは控えめとなる。
ウッド、青い栗、焼き藁、ホワイトペッパー。
旨味は十分だ。

20:26
素朴な小麦の甘さが戻ってきた。
焼き藁の味わいが強い。
旨さが極まる。

20:43
ナッツの味わいが加わる。
多彩なテイストが味わいに重厚感を与える。

21:36
ビターな味わいへとシフト。
栗皮、ナッツ、ホワイトペッパーがメインの味わい。

21:43
残り3cmほどで終える。
最後まで味わいは乱れなかった。

総評 A+
序盤から豊かな味わいに圧倒された。
ほどよい小麦の甘さ、青さのある栗、そして焼き藁の喫味が強かった。
そのほかに土やローズウォーター、ペッパーなど多彩なフレーバーがひしめき合っていた。

中盤は甘さが波のように押し引きを繰り返した。
甘さのないときも栗皮系の旨さがあり、満足の行く喫煙感が続いた。

終盤あたりからナッツの味わいが加わり、味の立体感が増した。
徐々にビターな方向へシフトしていき、栗皮と焼き藁を強く感じた。

基本的な味わいが序盤から変わらず続き、時間経過に伴い新たなニュアンスが少しづつ加わっていた。
めまぐるしい変化はないが、十分な旨味と複雑ながらも調和の取れた味わいのおかげで飽きることなく吸えた。

2017年9月28日木曜日

El Rey del Mundo Elegantes (Swiss Regional Production 2010)

エル レイ デル ムンド エレガンテス (スイス市場限定)
1本あたり約3100円
5.6'" x 50
喫煙時間 1時間34分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:57
火薬の香り。
小麦を苦味のないオイルレザーが包む。
旨さがある。

21:12
焼きすぎた厚切りトースト。
凝縮された小麦の旨味が口に広がる。
後味にローズウォーターを感じる。

21:29
小麦の旨さが続く。
ここで栗皮の苦味が出る。

21:43
ビターな小麦がメイン。
時々栗の甘さが出る。

22:04
安定した味わいが続く。
甘さの出る頻度がやや上がったかもしれない。

22:26
きのこの香りがする。
旨味が減り、苦味が目立ち始める。

22:31
苦いので残り4.5cmほどで終える。

総評 A-
序盤は密な小麦の味わいがメイン。
甘さと旨さ、そして香ばしさを楽しめた。

中盤はビターな小麦。
時折甘さが出るものの、基本的には旨味が味わいを支えていた。

終盤も中盤のように華やかな甘さはない。
しかし、じりじりと増していく旨さを楽しめた

小麦の旨さをしっかり楽しむことができた。
個人的には栗や小麦の甘さがもう少し強く出てほしかった。

2017年9月17日日曜日

La Casa del Tabaco cigar

ラ カーサ デル タバコ シガー
1本あたり約1800円
5.9'" x 52
喫煙時間 1時間26分
フラットカット
Knokkeにて入手

キューバ産とニカラグア産のタバコ葉を等分にブレンドした葉巻。
ホンジュラスで作られたようだ。

21:06
ドローはかなり良い。
甘いナッツ、僅かにレザーが後味として残る。

21:12
香ばしいナッツが爆発する。甘さも旨さもある。
背後にはペッパー、青草、そしてレザー。

21:23
ナッツ、栗皮。
甘さが続く。

21:31
味わいの主体はナッツ系の甘さ。
しかし、ここに来てレザーの渋さがやや強まってきた。

21:57
ナッツの旨味が一層強まる。

22:26
ナッツの味わいが消え、栗皮やレザーの苦味が剥き出しになる。

22:32
苦味が続くので残り5cmほどで終了。

総評A
序盤からナッツの強い甘さが出た。
甘さと旨さが共存したナッツは強い満足感を生んだ。

中盤はナッツに加えてレザーが強まった。
レザーとナッツが混ざり合い、奥行きのある複雑な味わいを呈した。

終盤は苦味が強くなり、味わいを楽しめなかった。

ナッツの味わいが主体の一本。
早めに苦さが出たものの、それまでの味わいの推移は見事だった。
キューバの葉単体ではなく、その他産地の葉とのブレンドにも新たな可能性を感じた。

2017年9月7日木曜日

Hoyo de Monterrey Epicure Especiales

オヨ デ モンテレイ エピクーレ エスペシアレス
1本あたり約1300円
5.5'" x 50
喫煙時間 1時間37分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:29
甘さが先行している。わずかにウッドの風味。
オイルそして焚き火のような香りがある。

21:02
ビターな栗の皮が強い。

21:28
ウッドの甘さが戻る。
焚き火や松脂を連想させる香りだ。

22:06
雑味が増えたので残り3cmほどで終える。

総評 B
序盤は穏やかな甘さのウッド。
木を燃やしたような香りが印象的だった。

中盤から終盤はウッドの甘さと栗皮系の苦さが行き交った。
ここでも特徴的な香りは続いた。

悪い葉巻ではないのだが、どうにも盛り上がりが少なかったのが残念である。


2017年8月25日金曜日

Montecristo Churchills Añejados

モンテクリスト チャーチルズ アネハドス
1本あたり約2900円
6.9'" x 47
喫煙時間 1時間57分
フラットカット
cigarOneにて入手


14:05
やさしいウッド。
じりじり甘さが舌に乗る。

14:16
青いオイルレザー、牛脂のようなこってりとした旨さがある。

14:33
渋めの栗皮。
スパイシーな煙が鼻腔を突く。

14:48
栗の甘さが出る。
オイルと良い相性だ。
蒸し栗にバターを乗せたような味わいと言える。

15:29
再びビターに戻る。
やや苦味が強いか。

15:50
甘い蒸し栗に転じる。
ややふらついてきた。

16:03
ふらつくので名残惜しいがこのあたりで終わらせる。
残り4cmで終了。

総評 A
序盤はウッド、小さな甘さが徐々に味蕾を刺激した。
肉系の旨味が印象的。

中盤は栗。
渋い栗皮が徐々に甘い実へと変化していった。
さらに乳製品の旨味が甘さを引き立てた。

終盤は苦味と甘味が入れ替わり立ち替わり現れた。

強い旨味、豊かな甘さ、そしてそれらを引き立てる苦味やスパイスを持つ素晴らしい葉巻だ。
まだまだ吸えたがニコチン酔いでギブアップしたのが悔やまれる。

2017年8月19日土曜日

Davidoff Yamasa Petit Churchill

ダビドフ ヤマサ ペティチャーチル
1本あたり約1800円
4.0'" x 48
喫煙時間 58分
フラットカット
Knokkeにて入手




20:43
ふくよかな小麦。
旨味が強く涎が出る。
花火の残り香のような火薬的なニュアンスが後からやってくる。

21:01
土の味わい。藁の香り。

21:19
土が続く。
酸味ある穀物の甘さがある。

21:41
土とおがくずの味わい。
旨味があまりないのでこのあたりで終える。
残り2.5cmで終了。

総評 B+
序盤は強い旨味と小麦の味わい。
火薬のような不思議な後味が印象的だった。

中盤は旨味が減弱し、土系のフレーバーが目立った。

終盤も土のフレーバー。
小麦系の甘さも控えめになり、ビターな喫煙感となった。

序盤の旨さが続くと良かったのだが、早々にフェードアウトしてしまった。
丁寧にまとまっているのものの、そこから先がなかったのが残念だ。



2017年7月24日月曜日

Hoyo de Monterrey Hermosos No.4 Añejados

オヨ デ モンテレイ ヘルモソス No.4 アネハドス
1本あたり約2000円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間22分
フラットカット
cigarOneにて入手


17:05
凝縮された穀物の甘み。固いパンをじっくり噛み締めているようだ。
その後、青く酸味あるオイルがやってくる。

17:29
レザーにバターのような風味が加わっている。
甘さは時折感じられる程度になった。

17:43
ややビターな栗皮、そしてミルク系のさっぱりとした甘さがやってくる。
苦味と甘味が上手く調和している。

18:12
ミルクの甘さが減り、ナッツ系の旨さが見え隠れする。

18:27
苦味が強まってきたので残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は穀物の甘さが目立った。
素朴な甘みと青いオイルが心地よかった。

中盤は栗系のビターさが主軸となっていた。
そのためだろうか、わずかにあった乳製品の甘さや旨さを強く感じ取ることができた。

終盤はビターが続き、旨味はミルクからナッツ系へと転換した。
やや早く苦さが極まってしまったのが残念だ。

旨味ある良い葉巻だが、私にとってはビターな傾向が強すぎたようだ。

2017年7月21日金曜日

La Gloria Cubana Medaille d Or No.1 (OSU SEP02)

ラ グロリア クバーナ メダーユ ドール No. 1 (2002年9月生産)
1本あたり約1300円
7.2'" x 36
喫煙時間 1時間32分
フラットカット
いただきもの


20:24
甘い。
黒糖やキビ砂糖のような香ばしさ。
オイルや古箪笥の味わいが追い打ちをかける。

20:34
鰹節のような旨さ。
硬く乾燥した干し肉のようなニュアンスもある。

20:42
甘さが控えめになった。
酸味あるオイル、そして胡椒。
旨さがこれらの味わいをまとめ上げる。

21:04
旨さがさらに高まる。
燻されたおが屑が鼻腔を突く。

21:27
古箪笥、ウッド、青草。
焚火のような香りがある。
旨さは継続している。

21:56
熱いので残り2cmほどで終える。

総評 A
序盤は焦げたような甘さが印象的。
徐々に肉類の乾物のような凝縮された旨味が強くなっていった。

中盤は甘さが控えめになり、酸味あるオイルが目立った。
時間経過に伴い旨さは強まり、さらにスモークウッドのような芳香を楽しめた。

終盤はウッドや青さ、そして序盤から感じ取れていた古箪笥の味わいが強まった。
甘さは殆どなかったが、旨さがこれをカバーしていた。

La Gloria Cubana Medaille d'Or No. 4のような華やかな甘さが続くのだと思っていたが、意外にも甘さが目立つ時間帯は短かった。
一方で、味わいの根幹を支えていた強力な旨味を長時間楽しむことができた。
良い意味で期待を裏切ってくれたシガーと言えるだろう。

2017年7月4日火曜日

Fox Cigar Cutter Inox 748

フォックス シガーカッター イノックス 748
価格 6,000円+Tax


イタリアのナイフメーカーFox Knivesによるシガーカッターだ。
大きさは7cmほどで、革のケースが付属する。

狐の刻印が特徴的


刃の幅は18mmほどだった。
対応できる葉巻はリングゲージ46ぐらいまでだろう。


切れ味も良く、秀逸なデザインであるがコンパクトすぎるのが残念である。
細身の葉巻をメインに嗜む方ならばオススメだ。


2017年6月19日月曜日

同好の士

縁あって貴重な葉巻を喫することができた。

La Gloria Cubana Medaille d Or No.1

ビンテージでありながらその喫味は力強く、品のある味わいが最後まで続いた。
また、愛好家同士で味わうシガーが格別であることを再認識できた。

レビューは近いうちに掲載する予定だ。


このような機会を与えていただき、本当にありがとうございます。

2017年6月9日金曜日

Davidoff Lounge Edition Toro

ダビドフ ラウンジエディション トロ
1本あたり約2900円
6.0'" x 54
喫煙時間 1時間20分
フラットカット
いただきもの

ダビドフの限定葉巻らしい

21:20
ドローが軽い。
あっさりとした穀物の甘さ。
遠くにヨモギのような味わいを感じる。

21:43
穀物と草系の味わいが混じり合う。
ほんの僅かにナッツの濃厚さがある。

22:17
草が続く
今まであったナッツの旨さが消えてしまい、物足りない。

22:40
草の味わいから改善がないので残念だが残り5cmほどで終える。

総評 C
序盤は穀物の甘さ、ナッツの旨味、軽いハーブ。
ボディは軽いが期待のできる滑り出しだった。

中盤は草の味わいが大半。
僅かに甘さもあるが、旨味がなく退屈だった。

終盤も草の味わいが変化なく続いた。

雑味があるわけではないが退屈な喫煙感だった。管理が悪かったのだろうか。
ダビドフで「うまい!」と感じたものにはまだ出会っていないが、めげずにチャレンジし続けたい。

2017年6月1日木曜日

Romeo y Julieta Duke Edicion Limitada 2009

ロメオ イ フリエタ デューク エディシオン リミターダ2009
1本あたり約3300円
5.6'" x 54
喫煙時間 1時間57分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:46
品のあるナッツの甘さ。
ナッツの脂分由来のような旨さがある。
ピーナッツの薄皮のような苦味が良いアクセントだ。

21:10
濃厚なナッツが安定して続く。
薄皮の苦さがやや増した。

22:03
急にニュアンスが変わる。
ナッツの甘さが背後に周り、栗皮の苦味がメインとなる。

22:43
苦いので3.5cmほどで終える。

総評 A-
序盤はナッツ由来の旨さ甘さがあった。
ポジティブな苦味があり、味わいを引き締めていた。

中盤は濃厚な旨さが続いた。
苦味は栗系に変わり、時間経過とともに濃くなっていった。

終盤はかなり苦くなりはじめたのでやや早い段階で終えた。

大きい変化はないが、安定したナッツの味わいが楽しめた。
華やかさはないが良い葉巻だろう。

2017年5月15日月曜日

Montecristo Edmundo

モンテクリスト エドムンド
1本あたり約1600円
5.3'" x 52
喫煙時間 1時間54分
フラットカット
cigarOneにて入手


15:02
あまい蜜とウッド。
わずかに、オイルとレザー。
樹液を彷彿とさせる。

15:21
甘さがゆっくり続く。
栗の皮の味わいが現れ始めた。

15:41
大きな変化はないが、
栗の皮の旨味と蜜の甘みが素晴らしい。

15:49
栗の皮から土系の味わいに変化してきた。
甘さも濃厚になり、カラメル的な味わいだ。

16:27
急にビターなニュアンスになる。
苦さはあるものの、香木のようなウッドの満足感は大きい。

16:56
苦さが増したので2.5cmほどで終える。

総評A
序盤は蜜とウッド。
蜜がウッドと混ざり合い、樹液のようなニュアンスを感じた。

中盤から栗皮や土の味わいが出てきた。
甘さは更に増し、カラメルのような香ばしさがあった。

終盤はビターだったものの、
旨さがあり退屈な苦さではなかった。

味わいが目まぐるしく変わるタイプではないが、
重厚感のある甘さを大いに楽しめた。
ゆっくり腰を落ち着けて吸いたい。


2017年5月8日月曜日

H. Upmann Connoisseur No.1

H. アップマン コネスールNo.1
1本あたり約1300円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間41分
フラットカット
cigarOneにて入手


15:19
甘いドライプルーン。
ほのかなウッド、ペッパー。

15:32
甘さが続く。
強く吸うと栗の皮の風味が現れる。

15:52
栗の甘さにシフト。
後味はナッツ、ペッパー。
濃厚な旨味が舌に乗る。

16:06
ナッツの旨味が高まる。
それと同時に栗の渋さが出るが、うまく調和している。

16:35
甘みが減じる。
心地よい青さのウッド、そしてナッツの旨味が際立つ。

16:51
甘さはほとんど無い。
キノコとウッドの旨味だ。

17:00
雑味が出てきたので残り2cmほどで終える。。

総評 A
序盤はドライフルーツの甘さから始まった。爽やかで好印象。
時間経過に伴い、フルーツの甘さから栗系の甘さへとシフトしていった。

中盤は甘さが減り、ナッツの旨さを楽しめた。
冒頭に感じ取れた栗は甘さを失ったが、ナッツと見事に調和していた。

終盤も中盤に引き続き旨さが続いた。
ビターなウッドとキノコの旨さがあったが、やや退屈だったようにも思える。

濃厚な味わいと爽やかな味わいを体験できる欲張りな一本だった。



2017年4月29日土曜日

キャビネット型ヒュミドール HUM-400FL

HUM-400FLとはAmazon.comやCheap Humidorsで購入できる大型ヒュミドールのことだ。
庫内はスパニッシュシダーで作られており、400~500本の葉巻が入るという触れ込みだ。


今回はAmazon.comで注文して2週間で届いた。
商品の値段は$156.56で送料は最も安いAmazonGlobal Standard Shippingを利用して$93.91、合計$250.47となった。

付属品は以下のようになっていた。

  • アナログ湿度計 1つ
  • 大型ヒュミディファー 2つ
  • シダートレイ 2つ
  • シダートレイをセパレートする衝立 2つ
  • 庫内下部をセパレートする大きめの衝立が 2つ

遠目から見る分には高級感のある見た目である。
ネットの評判では大きいとのことだったので期待していたのだが、実物を見ると思ったよりも小さい印象を受けた。
概算になるが、容量としては25本入りのコロナサイズの葉巻が15~20箱は入りそうな感じである。

外装に細かな傷があったり、シダートレイの一部が剥がれていたりしていた。
これは値段を考えると仕方がないかもしれない。



加湿するとスパニッシュシダー特有の芳香が立ち上った。
良い香りだ。(付属のヒュミディファーは妙な匂いがしたので利用をやめた。)

加湿中

庫内はスパニッシュシダーの香りなのだが、閉めた状態だと安物のカラーボックスのような臭いがしていた。おそらく接着剤等の臭いなのだろう。
少し心配だったが、一週間程度臭いはでなくなった。

価格を考えれば良く出来ているといえる。
しかし、送料が高く付きすぎる。日本でも気軽に買えればありがたいのだが…

Amazon.co.jpでも購入できなくはないが、とても高い。

もっと大容量の葉巻を安価に保管したいのならば、手間はかかるがクーラーボックスにスパニッシュシダーを貼り付けた方が良いだろう。
クーラーボックスにスパニッシュシダーで作られたトレイを置いてみたら、それだけで庫内全体に香りが広がった。したがって、庫内全体に貼るのが面倒ならば底面にスパニッシュシダーの板を置くだけでそれなりの効果は期待できると考えられる。

ちなみにスパニッシュシダーは、JR Cigarsによると、湿度維持や虫除けだけでなく、ほどよくスパイシーな香りを葉巻に付加させる効果もあるとのことだ。
Spanish cedar imparts a slightly spicy flavor to your cigars as they age. This taste is appreciated by most smokers.
海外からではこのようなサイトから購入できそうなので、いつかチャレンジしてみたい。

2017年4月28日金曜日

Cigar & Bar Torcedor

ディズニーランドのほど近くにあるショッピングモール
IKSPIARIにあるシガーバー。その名もTorcedor。
ウォークインヒュミドールもあるので本格的な店のように思えた。

H.Upmann Connaisseur No.1

しかし、シガーの管理は最悪と言っていいだろう。
湿度計は50%を指し示している。日中は客寄せのためだろうか、ドアを開け放しており、シガーに直射日光が当たってしまっていた。
品揃えはCohiba中心で、有名ドコロのノンキューバンもある。ハバノスを含め、これらの葉巻には全てセロファンが巻かれていた。
申し訳ないがここの葉巻を購入しようとは思えない。

ウイスキーの品揃えは普通であるが、カクテルは良い水準のものが出てきた。
ここでは持ち込みの葉巻で一服するのが良いだろう。

早い時間帯(おそらく3~5時)はチャージ無料である。
午前中からディズニーランドに付き合わされた諸兄の避難所としては悪くない。

○データ
場所:IKSPIARI 4F
営業時間:
平日  18:00~24:00(L.O.23:45)
土日祝 15:00~24:00(L.O.23:45)

2017年4月26日水曜日

Flor de Filipinas Habano Half Corona

フロール デ フィリピナス ハバノ ハーフコロナ
1本あたり370円
3.8'" x 35
喫煙時間 1時間
フラットカット
Ruedaにて入手


1:12
白粉、ウッド、ブロッコリーの茎ぐらいの青さがある。
ウッドの旨味がしっかりある。

1:29
ウッドと程よい青さが続く。
白胡椒のニュアンスが現れ始めた。

1:59
青くビターな土、そしてナッツ
旨味が減り単調だ。

2:12
時折カフェオレのような味わいがやってくるものの、単調な味わいが大半を占める。
飽きてきたので残り3cmほどで終える。

総評 B
序盤は青い旨さがあった。
ウッドの青さだけでなく、野菜の青さを感じたのは面白かった。

中盤は程よい青さと胡椒が現れ、徐々に旨味が減ってきた。

終盤は一時的にナッツやコーヒーが出た。
この時には単調な味わいが大半を占めていた。

なかなか好みの青さがあったが、変化が少なく単調な喫煙感であったことは否めない。
とはいえ、価格を考えれば魅力的なシガーと言える。
昼間のショートスモークには候補として挙げられるだろう。

2017年4月14日金曜日

Hoyo de Monterrey Palmas Extra

オヨ デ モンテレイ パルマス エクストラ
1本あたり約480円
4.8'" x 40
喫煙時間 1時間44分
フラットカット
cigarOneにて入手


18:47
ウッド、わずかに麩菓子の風味がある。

19:11
ほどよい辛さとチョークの風味。
麩菓子のようなウッドの甘さも健在だ。

19:24
似た味わいが続く。
旨味と甘さがちょうどよい。

19:52
ナッツの香りが出て来る。

20:01
タバコ系の味わい。
あまりうまくない。

20:21
カフェオレの味わいとなる。
ナッツの甘みが良い。

20:31
辛くなったので残り2cmほどで終える。

総評 B+
麩菓子のような味わいのウッドからスタートした。
旨さと甘さ、そして辛さが見事に調和していた序盤だった。
また、時折現れるチョークの風味が印象的だった。

中盤は序盤に似た味わいにナッツが加わり、重厚感が増した。

終盤はタバコ系の面白みのない喫煙感だったが、徐々に味わいを取り戻した。
ナッツとコーヒーの混ざり合いは大いに楽しめた。

やや火が途切れやすいのは気になったが、味わい深い一本である。
価格も廉価なのでデイリーシガーとしておすすめしたい。

2017年4月2日日曜日

Don Juan Urquijo Half Corona

ドン ファン ウルキホ ハーフコロナ
1本あたり500円
3.9'" x 37
喫煙時間 46分
フラットカット
Ruedaにて入手


Tabacalera社の最高級ラインのシガーである。
22:02
藁の味わい。
その後すっきりとしたシロップと白粉がやってくる。

22:14
革の味わいが加わる。
甘さはないが、我慢できない渋さというわけでもない。

22:40
青草とレザー
立ち上る煙は香り高いのだが、味わい自体は退屈だ。

22:48
飽きたので残り3.5cmほどで終える。

総評 C
序盤は軽めの藁の味わい。
ライトボディですっきりしており好印象だった。

中盤以降は甘さがなくなり、レザーや青草が味わいを支配していた。
旨味がないためにどうにも退屈な時間帯が続いてしまったように思える。

フィリピンシガーも侮れないものがあることは認識しているが、フラグシップモデルがこの程度の味わいなのは残念である。


2017年3月27日月曜日

Gestocigars S.A.での購入

Gestocigars S.A.はスイスのジュネーブに実店舗を持つ葉巻店である。
cigarOne等の日本語対応されたネットショップに比べると、ややマイナーな店だろう。

前々から気になっていた店ではあったのだが、送料がかかることから踏ん切りがつかなかった。
しかし、Hoyo de Monterrey Double Coronasがセールで安くなっていたので、購入を決意。ついでに他のものも買った次第である。

ここの特色はなんといっても葉巻のボックスコードがわかることだ。
3~4年前に生産されたものも他のショップとあまり変わらない値段で購入できるのは大変ありがたい。

今回は以下の3品を購入した。
  • Cohiba Lanceros
  • Hoyo de Monterrey Double Coronas SLB of 50
  • Quintero Brevas
Cohiba Lancerosは買うつもりがなかったのだが、他店よりも比較的安かったので手を出してしまった。やってしまった。


注文したその日に、英語で「葉巻代の他に追加で50スイスフランの送料がかかるけどいい?」という趣旨の確認メールが届いた。
承諾のメールを送ると、その翌日に第一便を送ってくれた。
(代金はクレジットカードから引き落とされていた。)

HPによると、75本から100本までの葉巻の送料は90スイスフランだったので、40スイスフランほど安く抑えられていた。
運送会社の料金体系が変わったのだろうか?なんにせよありがたいことだ。

発送から3日で日本の国際交換局に到着していたので、時間としては悪くない。
ただ、商品発送時のメール連絡がなかったので、初めて利用する方は不安に思うかもしれない。
私もその例に漏れず、いつ葉巻を発送するのか問い合わせてしまった。
そうすると、荷物の追跡コードとともに、「第一便は発送済みなので受け取ったら連絡を下さい。第二便を送ります。」という趣旨のレスポンスが返って来た。
営業時間内ならばすぐに返信がくるようで、とても好感が持てた。

包装はとても厳重で、ダンボールには十分な緩衝材が満ちており、葉巻はヒュミディパックとともにジップバックに入れられていた。


青のストライプの包装紙


状態はよく、ボックスコードもHPに表記されていた通りだった。
第二便が発送されると、オーダー履歴で発送済みと表記されていた。
すべての商品が送られないとそのように表示されないようだ。

メール対応・梱包・そして葉巻そのもの、これら全てが満足行く基準だった。
値段も他の大手ネットショップに引けを取らない。
魅力的な生産日のものがあったらここで購入するのも良い選択となるだろう。

2017年3月22日水曜日

Vegueros Especiales No. 1 (FD NOSU)

ベグエロス エスペシアレス No. 1 (1998年生産) 
1本あたり約1400円
7.6'" x 38
喫煙時間 1時間49分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:51
ドローが少し硬い。
軽い味わいのウッドなのだが、後から甘さと旨さが一気にやってくる。
パンを噛みしめて出てくるような穀物系のあっさりした甘さだ。

0:14
穀物感がなくなり、土っぽさや渋めの栗の味わいになる。
後味が舌から離れる時のニュアンスが面白い。
「香水をつけた女性とすれ違う」ような感じだ。
舌に強く味わいが残るのだが、その味わいは余韻を残さずあっという間に消える。
わかりにくいだろうか…

0:31
再び穀物の甘さが出る。
旨味は減ったが、ふくよかな甘さ香りだ。

0:46
立ち上る香りが強まる。
味わいは穏やかに続く。

0:48
硬かったドローがよくなる。
煙量が増え、穀物の甘さと栗の渋さが強く混ざり合う。

1:40
苦味が増したので残り3cmほどで終了

総評 B+
軽いボディ、あっさりとした穀物の甘さが特徴だ。

序盤はメインの穀物系フレーバーだけが目立っていたが、
中盤以降は栗系の渋みが現れ、独特な喫煙感を楽しめた。

味わいの変化が少なかったものの、
何故か飽きずに吸えたのは熟成の妙味か。

熟成葉巻は強く重い物ばかりだとイメージしていたが、
今回は新たな葉巻の形を知ることができた。
夜よりも昼間の方が楽しく吸えるような気がする。
ライトボディが好みならば十分にオススメできる一本。

2017年3月20日月曜日

Montecristo No. 5 (2)

モンテクリスト No.5
1本あたり約800円
4.0'" x 40
喫煙時間 55分
フラットカット
cigarOneにて入手


11:55
旨味の強いエスプレッソ。
後味は酸味あるレザー。

12:08
エスプレッソの味わいが続く。
時々砂糖の甘さが強く出る。

12:24
コーヒー、ウッド、そしてアーシーな味わいが混ざっている。
旨さと軽い甘さが上記のビターな味わいを包み込み、ちょうどいい喫煙感となる。

12:50
終わりかけでも辛さがほとんど出ていない。
柔らかなウッドの味わいを最後まで楽しめた。
残り1.5cmほどで終了。

総評 A-
序盤はコーヒー系の味わいが強く出た。
甘さは無いものの旨さはこの時点から強く出ていた。

中盤に向かうに連れて甘さが現れ、
ウッドや土が味わいを盛り上げた。

終盤も同様の味わいが続いた。
かなり短くなっても雑味はなく、品質の高さが伺えた。

メインはビターな味わいなのだが、飽きることなく楽しく吸えた。
複雑な味わいの変化や濃厚な旨さは無いものの、昼下がりのコーヒーブレイクのお供としては良い選択肢となるだろう。


2017年3月16日木曜日

Quintero Puritos

キンテロ プリトス
1本あたり290円
4.2'" x 29
喫煙時間 19分
フラットカット
Ruedaにて入手


ヘッドは既にカットされている

13:13
かなり柔らかい煙だ。
甘く軽いウッド、おがくずのイメージ。
意外に旨さがある。

13:19
ボディが強くなり印象が変わる。
金属やレザーの味わいをウッドが包みこんでいる。

13:28
渋い栗皮。
灰のような風味が喉と鼻にのしかかる。

13:32
辛いので残り2cmほどで終える。

総評 B
最初の5分ほどは柔らかいウッドを楽しめた。
それ以降はボディが強くなり、大味な喫煙感だった。

もちろん味わい自体はある程度の長さを持ったシガー劣るかもしれないが、
15〜20分の休憩に吸うのならば、選択肢として十分に挙げられるものだろう。

2017年3月15日水曜日

Juan Lopez Seleccion No. 1

ファン・ロペス セレクシオンNo. 1
1本あたり約1300円
5.6'" x 46
喫煙時間 1時間29分
フラットカット
cigarOneにて入手


13:54
柔らかい穀物の甘み。コーヒーの酸味。
古箪笥の香りがある。

14:02
オイルと軽いレザー。
煙が舌にまとわりつく。

14:11
土系の酸味が強い。
旨さはあまりない。

14:24
土から穀類の酸味へ。
わずかに甘い。

14:45
落ち着いた渋さが続く。

15:12
渋さと酸味が主体だったが、ここにきて甘さが出てきた。
栗の甘みだ。

15:23
きのこの香りとハーブの味わい。
甘さがなくなってきたのでこのあたりで終わらせる。
残り4cmほどで終了。

総評 B+
序盤は甘さから始まったが、徐々に減じていき、
コーヒーや土の酸味が目立った。

中盤はわずかな甘さを伴った穀物系の酸味が主体となっていた。
変化が少なくやや退屈な時間帯だった。

終盤は栗系の甘さや旨さが高まり、さらにきのこの香りを楽しめた。

序盤・中盤は物足りなかったものの、
終盤は重厚な旨さもあり、良い終わり方をしたように思う。

2017年3月14日火曜日

Ramon Allones Specially Selected

ラモン・アロネス スペシアリー・セレクテッド
1本あたり約1300円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間23分
フラットカット
cigarOneにて入手


18:42
香ばしい甘さ。
黒糖のようだ。
さらにウッドの酸味や、穀物の味わいが畳み掛ける。

18:51
ブドウ皮のフルーティーな苦味が出てきた。
穀物の旨味とうまく合わさっている。

19:03
香り高さが続く。
ブドウ皮のみならず、ローズウォーターのような味わいも現れる。

19:21
ブドウ皮から栗皮へとシフト。
ウッド香りと穀類の甘みがある。

19:28
穀類の甘さが高まる。
素晴らしい。

19:56
甘み、そして苦味も引き、ウッドのどっしりとした旨さを感じ取れる。

20:05
苦味が強くなってきたので残り3cmほどで終える。

総評 A
序盤は甘味が目立った。
ブドウ系のフルーティーさはあるが、華やかな甘さというよりは苦味を伴う落ち着いた甘さだった。

中盤は穀物系の旨さ甘さへとシフトした。
ここは苦味が少なく、純粋な甘味が強く出ていた印象だ。

終盤はウッドの旨さが味わいの中心。長くは続かなかったが、充分満足できた。

多彩な味わいを内包している良いロブストだ。
退屈な時間帯は殆どなかった。
完成された一本と言えるだろう。


2017年2月28日火曜日

Por Larranaga Picadores

ポル・ララナガ ピカドレス
1本あたり約1300円
5.0'" x 48
喫煙時間 1時間31分
フラットカット
cigarOneにて入手


17:41
うすいウッド、ホワイトペッパー
僅かに甘さがある。

17:50
ウッドが濃くなっていく。
木の酸味が心地よい。

18:07
酸味あるウッド、オイル。
パセリのような青苦さが後に続く。
甘さは控えめだが旨さがあるので嫌な感じはしない。

18:24
ウッドがより一層濃くなる。
気持ちばかり甘みが増したようだ。

19:02
ボディが増す。
心地よい木の香りがあるのだが、苦さが強い。

19:12
苦みが強いので残り3cmほどで終える。

総評 B+
ウッドが味わいの主体だった。
序盤はほどよい酸味、オイル、ペッパー。
甘さは控えめだった。
中盤も味わいは似た印象だったが、ウッド感が増し、甘さもあった。
終盤は香り高く、味覚よりも嗅覚で楽しむことができた。

ピカドレスは何本か吸っているのだが、今回の一本は苦味が先行した印象だ。
以前味わったものは甘さが強調されていたので、それを期待していたのだが今回はやや残念な結果となった。
個体差なのか管理の問題なのかははっきりしないが、これも葉巻の面白さだろう。



2017年2月14日火曜日

H. Upmann Magnum 50

H. アップマン マグナム50
1本あたり約1800円
6.2'" x 50
喫煙時間 1時間40分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:12
トウモロコシを髣髴とさせる甘さ。
酸味あるウッド。
バナナのような後味が最後にやってきた。
フルーティーでうまい。

22:27
甘さが急に消えてオイリーなウッドが現れる。
ナッツの旨さが強弱をつけて押し引きを繰り返す。

22:36
熟しきっていないバナナ。
オイリーさは続く。

22:44
オイル感は消えつつある。
苦味のないレザー
ナッツや栗の旨さ甘さがある。

23:04
砂糖を入れたブラックコーヒー、ナッツ、一摘みのハーブ。
時折オイルを感じる。

23:14
ローストされたナッツが口いっぱいに広がる。

23:46
ハーブが強く出てきた。
ナッツとハーブがうまく交じり合っている。

23:52
熱くなってきたので残り3cmほどで終える

総評 A
序盤は穀物の甘さとバナナの甘さから始まった。
甘味と苦味にメリハリがあり、甘さがない時はナッツ系の旨さやオイリーなウッドを楽しめた。
中盤はナッツに加え栗や珈琲のフレーバーが現れた。
苦さが出る場面が減り、甘味を素直に味わうことが出来た。
終盤は焦がしたナッツ、そしてハーブが全面に出た。

すべての時間帯を通して豊かな味わいを満喫できた。
特に序盤のフルーティーな味わいはもう一度体験したい。