2016年12月26日月曜日

Montecristo No. 4 (2)

モンテクリスト No.4 (2)
1本あたり約1000円
5.0'" x 42
喫煙時間 1時間31分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:48
ドローが悪い!
ピアッサーで穴を開けたらやや改善した。
まろやかなウッド、香ばしさもある。
ミルクのような優しい甘さだ。

0:08
オイリーな軽い苦味が先行する。
渋いものの、ちょっとした旨さがあるので飽きがくることはない。

0:22
渋目のブドウ皮と、優しい甘さのミルク。
華やかさはないもののおいしい。

0:38
ミルクの味が前に出る

0:50
キノコのような旨味が出る
ブドウ皮との相性が良い

1:19
やや苦味を帯びできたので残り4cmほどで終える

総評 B+
序盤はウッドとミルクが中心。
素朴な旨さがしっかり続く。

中盤はミルクが強まり、さらにブドウ皮の味わいが現れた。

終盤はやや苦味が強くなったものの、キノコの旨味を楽しめた。
地味ながらも穏やかな味わいが安定して続く良い葉巻だ。



2016年12月15日木曜日

Ramon Allones Petit Belicosos (UK Regional Production 2012)

ラモン アロネス ペティ ベリコソス (イギリス市場限定)
1本あたり約4000円
4.9'" x 52
喫煙時間 1時間9分
フラットカット
cigarOneにて入手


1:17
淡いウッド、口当たりが非常に軽い。
キノコのような味わいもある。

1:22
甘さは無いが、ウッドとキノコが混じった旨味をドッシリと感じる。
おいしい。

1:34
ハーブ系の苦さが出る。
他の味わいがわからず、ちょっと吸いにくい。

1:50
苦さが改善してきた。
味わいはハーブ系のままで、わずかにリコリスの甘さがある。

1:58
青草、ナッツ、レザー。
味わいが複雑になってきた。

2:13
ここでリカット
青く濃いウッド、ナッツ、そしてほんの少しの蜂蜜。
見事に調和している。

2:26
熱くなってきたので3cmほどで終える。

総評 A-
序盤はウッドのビターさが続いた。
キノコ系の旨味が苦味を支えており、好感の持てる味わいだった。

中盤は苦味が出すぎたのか、それとも旨味が減ってしまったのか、原因はわからないがハーブの苦味だけが強調されていた。
幸いなことに中盤の終わりかけにはハーブの苦味がリコリスの甘味へと変化していった。

終盤は、ウッド、青草、ナッツ、レザー、蜂蜜、複雑ながらも調和の取れた味わいが一挙にやってきた。

終盤の豊かな味わいは素晴らしく、特に蜂蜜の味わいが印象的だった。
それだけに、苦味の強い時間帯があったことが悔やまれる。
ただ、それを差し引いても素晴らしい一本と言えるだろう。

2016年12月5日月曜日

H. Upmann Sir Winston

H. アップマン サー・ウィンストン
1本あたり約2300円
6.9'" x 47
喫煙時間 2時間8分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:27
こってりとした甘さのウッド。
青い小麦をほんの少し感じる。

20:38
ウッドが少し栗皮のようなニュアンスを帯び始める。
後味にはレザー。

20:58
焦がした小麦、そしてカラメルのような甘さ。
旨味が十分にある。
後味のレザーは弱まりつつある。

21:06
カラメルの甘さ、ウッド系の旨味が爆発する。
背後では小麦とレザーが複雑に混じり合っている。
うまい。

21:21
レザーと甘いナッツが強く出る。
強喫煙すると白粉と胡椒が現れ異なる雰囲気を楽しめる。

21:37
甘さがかなり落ち着く。
ブドウ皮、小麦の味わいがよく分かるようになった。

21:59
ブドウ皮のフルーティな渋さが続く。

22:20
ブドウ皮、ペッパー、ハーブ。
甘味はほとんどないが苦すぎずよくまとまっている。

22:35
ふらつくので残り2.5cmほどで終える。

総評 A+
序盤はこってりとした甘さのウッドが印象的。
青味のある小麦が甘味を一層引き出していた。

中盤は焦げた甘さ、そしてウッドの旨さが際立った。
後味として小麦やレザーも交じり合い、複雑な味わいを楽しめた。
中盤が終わりに近づくにつれ、焦げた甘味はナッツ系の甘さとなった。

終盤は甘さ控えめとなり、ペッパーとハーブ、そしてブドウ皮のフルーティーな渋みを楽しめた。

特有の焦げた甘味は病み付きになりそうだった。
多彩な甘さ、そして十分な旨さを持つ完成されたシガーだろう。



2016年11月25日金曜日

Sancho Panza Belicosos

サンチョ・パンサ ベリコソス
1本あたり約1400円
5.5'" x 52
喫煙時間 1時間25分
フラットカット
cigarOneにて入手


21:27
香り高く、舌触りの優しいウッド。
フォンセカに似た軽い印象のウッドだが、もっと味わいに奥行きがある。
鼻に残る上品な甘さが印象的だ。
白胡椒が散りばめられているような後味だ。

21:42
ブドウ皮の渋味が現れる。
甘いウッドの味わいが引き立つ。

21:44
少し強めに吸うとウッドの香りと胡椒感が程よく強まる。
これはこれでうまい。

22:03
ブドウ皮のフルーティーな渋味が強まり、ウッドの代わりに土っぽさを感じる。

22:27
徐々に渋さが増しているようだ。
たまにキノコ香がする。

22:52
急に強い雑味が出てきた。
リカットしてもあまりかわらないので残り6cmほどで終える。

総評 B
序盤は好印象だった。
旨味はあまりないが、上品な甘さや程よいペッパーがあり、良い滑り出しだった。
中盤は土とフルーティーな渋さが現れ、時間経過に従って渋味が増していった。
その後強い雑味が現れたので早めに終わらせた。

もう少し味わいが保たれればまた異なる評価となっただろう。
少し残念である。

2016年11月17日木曜日

Cuaba Distinguidos

クアバ ディスティングイドス
1本あたり約1500円
6.3'" x 52
喫煙時間 1時間51分
フラットカット
cigarOneにて入手


1:02
やや若く甘いウッド、土、ほんの少しのハーブ。
ドローは良好だ。

1:11
ウッドの旨さがじんわり口に広がる。

1:21
胡椒が現れ、ウッドの青さが少し強まる。

1:43
ウッドが濃厚になる。芋や栗のような甘さ旨さがある。

2:04
甘さ旨さともに控えめになる。
芝生を口に含んでいるような喫煙感だ。

2:09
きのこの旨味が出てきた。

2:39
ビターな喫煙感。ブラックコーヒーのようだ。
じんわりとした旨味があるのだが、スパイシーさでかき消されがちだ。

2:53
苦味が和らぐ。キノコの旨さがある。
青いウッドにかすかだが華やかな甘さが纏っている。
ふらついてきたのでこの辺りで終える。
残り3.5cmほどで終える。

総評 A-

序盤はウッドがメインの味わい。プラスアルファとして胡椒やハーブ、土などの味わいがあった。
若さがあるものの甘く、旨さがあった。
序盤の終わりに近づくにつれてウッドの若さも円熟した濃厚な形へと変化していった。

中盤は甘さが控えめになり、ビターな喫煙感だった。
じんわりした渋い旨味は人を選ぶような気がする。

終盤は序盤のような甘さが戻り、また楽しく吸うことができた。

Cuaba Salomonesもうまいが、こちらもよく出来ていると思う。
むしろ価格と長さを考えるとDistinguidosの方が手を出しやすいだろう。
また吸いたい一本だ。

2016年11月8日火曜日

Partagas Maduro No. 1 (ULA JUL15)

パルタガス マデューロ No. 1 (15年7月生産)
1本あたり約1800円
5.1'" x 52
喫煙時間 1時間38分
フラットカット
cigarOneにて入手


21:12
かなりドローが良い
チェリー系の酸味あるウッド、さらにダークチョコレートのような甘味がある。

21:21
酸味あるナッツ感が出てきた。

21:35
ハバノスらしい酸味ではない。
どちらかというと、Vegas de Santiago的な酸味を感じる。

21:43
甘みがなくなりビターだ。
ナッツ感とハバノスらしくない酸味の組み合わせが新鮮。

21:57
酸味に甘みが帯びる
ビターな後味とよくあう
たまに現れるナッツも良いアクセント

22:07
ナッツが現れる頻度が高くなる。
こちらの方が好みだ。

22:34
かなりスパイシーだがうまい。
チェリーの甘さがスパイスの後から来るからだろう。

22:50
ナッツが高まる。
もっと吸いたいがふらつくので残り4cmほどで終える。

総評 A-
既に何度か述べているが、第一印象はキューバらしくないというものだった。
旨味が少なく(失礼!)、チェリー系の酸味やチョコ・コーヒー系の苦味と甘味の組み合わせは非キューバを彷彿とさせた。
それとも、マデューロというジャンルはそういう傾向のフレーバーなのだろうか?

ともあれ、中盤にさしかかりナッツ系の味わいが出てからは非常に楽しむことが出来た。
ハバノスの良さと、非キューバ系のニュアンスが混じり合っていたように思える。
ナッツとチェリーの酸味甘味の組み合わせは今までになく秀逸なものだった。

そして、終盤に向かうに連れてナッツが高まり、ハバノスの本領が現れた。
ややボディが強く、早めに終えてしまったが、満足感はかなりのものだった。

普段はハバノスを吸わないという方にもオススメできる。
肉をたらふく食べた後に吸ってみたい一本だ。

2016年10月28日金曜日

Rafael Gonzalez Perlas

ラファエル ゴンサレス ペルラス
1本あたり約620円
4.0'" x 40
喫煙時間 46分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:47
控えめなウッドの甘さだ。
素朴な小麦菓子ような味わいと言えるかもしれない。
ほんの僅かに酸味、そして古タンスを思わせる香りがある。

0:01
青さが出る。
青苦いレザー。あまりうまくない。

0:13
青さが多少引いた。
野草と小麦系の甘さが混ざっている。

0:21
小麦菓子の甘さが戻る。
わずかに青さ、スパイシーさが見え隠れする。

0:33
苦味が増してきたので残り2cmほどで終える。

総評 B-
序盤は素朴な小麦の甘さを楽しむことができた。
同時に現れたわずかな酸味や古ダンスの匂いも好感が持てるものだった。

中盤においては、青さや苦さが出てしまった点は残念。
ただ、これは徐々に改善していった。

終盤は序盤の小麦系の味わいに青いスパイスが加わった味わいだった。

強い旨さはないものの、素朴な葉巻の味わいを楽しむことができた。
短く、何も考えず気楽に喫せる一本だ。

2016年10月22日土曜日

Trinidad Coloniales (2)

トリニダッド コロニアレス
1本あたり約1570円
5.1'" x 44
喫煙時間 1時間35分
フラットカット
cigarOneにて入手


19:51
香ばしい。
かすかな穀物感と酸味。

19:57
スパイシーさを感じる。
前述した酸味ある穀物の味わいと調和が取れていない。

20:10
青さのある穀物。イマイチだ。

20:25
青いレザー、スパイシーなナッツ。
時折濃いウッドが現れる。
だんだん味わいが良くなってきた。

20:46
甘苦さ、スパイシーさがあるのだが、どうにもピントがボケている。

21:05
ミルク系の濃厚さが出てくる。
しかしどうにも辛さがそれを上回る。

21:26
辛さ熱さがあるので3.5cmほどで終える。

総評 B
序盤は穀物の香ばしさと酸味がメインノート。
穀物感は徐々に青さを増していた。

中盤はレザーやナッツ。
色濃いウッドが味わいの下支えをしており、期待が持てたのだが、
苦さやスパイシーさでウッドをそこまで楽しめなかった。

終盤は所々でミルクの濃厚さを楽しめた。
しかし、辛さが出ている場面も多かった。

全体を通してあまり調和が取れていなかったように思える。
個々の味わいはしっかりしているので、もっと気長に寝かせれば期待が持てるだろう。
Trinidadは好きなブランドのひとつなので、この葉巻の本領を知りたい。



2016年10月16日日曜日

La Gloria Cubana Medaille d'Or No. 4

ラ グロリア クバーナ メダーユ ドール No. 4
1本あたり約840円
5.9'" x 32
喫煙時間 2時間12分
フラットカット
cigarOneにて入手


17:12
高級なはちみつ、香ばしく揚げたパンの耳。
粉っぽい舌触りである。
甘やかで非常に味わい深い。

17:29
濃厚さが増す。
渋すぎない栗皮の味わいが出る。

17:35
花の蜜のような香りが素晴らしい。

17:57
蜜、栗皮、香ばしいナッツ。
味わいは高水準のまま安定している

18:29
濃い木の味が出てきた。
甘さが控えめになる。

19:00
リコリスとウッド、味わいが荒々しい方向へ移りつつあるが、
ナッツの旨さが味わいを整えている。

19:18
栗、ナッツ、リコリス
スパイシーながらも豊かな味わいである。

19:24
熱さと苦味が出てきたので残り3.5cmほどで終える。


総評 A-
前半は、香ばしさとともに蜜の味わいが舌に絡みつく。

中盤は甘みが減じ、木や栗皮の濃厚な味わいとナッツの旨味を楽しめた。

終盤はリコリス系の甘いハーブがウッドと交じり合っていた。
一時的に大味になったものの、徐々に味わいは回復していった。

華やかな甘さを楽しめる一本。
見た目以上に時間がかかったものの、充実した時間を過ごせた。
入手しにくいが他のビトラのぜひ試してみたくなる。

2016年10月11日火曜日

Hoyo de Monterrey Epicure No. 2

オヨデモンテレイ エピクーレNo. 2
1本あたり約1250円
4.8'" x 50
喫煙時間 1時間23分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:12
軽い酸味があるウッド。
上品な甘さ。

20:22
ショウガのスパイシーさがある。
オイリーさが出てきた一方で甘さが減ってきた。

20:40
甘さが来てから少し苦さが出る。
なかなかおいしい。

21:18
甘さとスパイスが高まる。
軽くナッツが薫る。

21:35
苦味が出てきたのでのこり3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は甘く、徐々にショウガのスパイス感が現れた。

中盤は甘味と苦味が交互に出入りしていた。変化に富みなかなか面白い。
中盤の後半からは苦味中心の退屈な味わいとなってしまったが、程なくして持ち直した。

終盤は甘さが強まった。
ナッツやショウガも喫煙感を盛り上げ、スパイシーなクッキーを食べているかのようだった。

特徴的なスパイス感を楽しむことが出来た。
これなら50本入りのキャビネットで長期熟成に挑戦するのも面白いと思った。


2016年9月30日金曜日

Cuaba Salomones

クアバ サロモネス
1本あたり約2100円
7.2'" x 57
喫煙時間 2時間23分
フラットカット
cigarOneにて入手


16:46
ごくわずかに酸味がある。
旨味あるウッド。
上品な砂糖菓子のような甘さ。

16:56
じわじわとウッドの旨味が強くなってきている。

17:09
酸味が強まる。
甘くはないが、苦さもそこまで強くない。
味わいは華があるわけではない。しかしそれが旨味の存在感を際立たせる。

17:30
酸味はなくなり、甘さが出る。
オイルと胡椒が互いに主張し合っているものの、味わい自体は悪く無い。

17:53
オイルと胡椒が調和してきた。
ほどよいウッドの甘さと酸味が心地よい。

18:14
今までの味わいに加えてナッツが現れてきた。
味わいが複雑になりつつある。

18:45
苦味が強く出てくる。
他の味わいがよくわからなくなってしまった

19:04
ここでリカット
苦味が改善された。
青いナッツが出る。

19:09
ふらついてきたので勿体無いがこのあたりで終える。
残り4.5cmで終了。

総評 A
序盤はウッドの甘さが際立った。
わずかな酸味がこの上品な甘さを一層引き立てていた。

中盤からウッドの旨味が目立ち始めた。
酸味、オイリーなウッド、胡椒が味わいの主体。
甘味は減ったものの、苦すぎず、旨味を純粋に楽しめた。

終盤はナッツの味わいが加わり、複雑なアロマを呈した。
強い苦味がでたものの、これはリカットで改善できた。

目まぐるしい変化はないが時間をかけてゆっくりと変わっていく様を楽しめた。
ニコチンが回ってきて途中でギブアップしてしまったのが悔やまれる。
次は食後にゆっくりと楽しみたい。

Promotion
今回は一定金額以上の購入でCuaba Salomonesを1本サービスする。期日は10月9日までだ。
ウッドの甘さ・旨さを純粋に楽しめるよい葉巻だ。
秋の長夜のお供としていかがだろうか。

2016年9月28日水曜日

Tabacalera Half Coronas

タバカレラ ハーフコロナス
1本あたり約260円
4.1'" x 35
喫煙時間 40分
フラットカット


0:15
ほどよい酸味のある紅茶、土。
旨味はない。

0:27
土が強まり、やや渋くなる。
相対的に紅茶が甘く感じられる。

0:40
甘めの紅茶がナッツ的な濃厚さを帯びてきた。

0:55
飽きてきたので2.5cmほどで終える。

総評 B-

紅茶と土が味わいの主体の一本。
終盤は濃厚なナッツの味わいも現れ、存外に楽しめた。
価格的にも気楽に吸えるので、悪い選択肢でないように思える。

2016年9月21日水曜日

Punch Supremos (Swiss Regional Production 2015)

パンチ スプレモス (2015年スイス市場限定)
1本あたり約2600円
6.0'" x 53
喫煙時間 1時間43分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:27
甘く香ばしいウッド。
焼き蟹のような旨さがある。

22:55
軽い酸味、オイル、土、レザー。
旨味はあるが、とりとめのない味わいになってしまった。

23:22
メインが栗皮の味わいとなる。
多少はナッツ系の甘さもあるが、どうにも地味な感じだ。

23:57
ビターな味わいだ。
苦さで味がわからないのでリカットする。

0:02
リカットが功を奏し苦味が減る。
コリアンダーと栗皮が現れた。

0:10
再び強い苦味が出てきた。
3.5cmほどで終える。

総評 B
序盤は香ばしいウッドからはじまった。
しばらくは蟹のような旨さとともにまとまりある味わいを楽しめた。
その後、オイル・土・レザーなど多彩な味わいが現れたが、調和に欠けていた。

中盤はほどよい苦味の栗皮が続いた。
たまにナッツの甘みも加わり一時的に良い印象を覚えたが、味わいに深みがなく退屈してしまった。

終盤はかなり苦く、葉巻の味わいを感じ取ることが難しかった。
リカットにより栗皮とハーブが現れたもののこれらの味わいが長くは続かなかった。

全体を通して際立つ旨さがなく、不完全燃焼と言った感じだ。
あまりパンチらしい味わいも感じられなかったのも残念だ。
吸い頃はもう少し先なのかもしれない。

Promotion
今回は期間限定ですべての葉巻5%OFFのコードを用意した。
秋のシガー購入の際にはぜひ活用していただいただきたい。

2016年9月11日日曜日

San Cristobal de la Habana la Punta

サンクリストバル デ ラ ハバナ ラ プンタ
1本あたり約1460円
5.5'" x 52
喫煙時間 1時間16分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:16
ややオイリーな甘い木の皮。
肉のような旨味が強く舌を刺激する。

20:26
燃やした藁のような味だ。
旨味は少し減っている。

20:52
レザー、ダークチョコレート。
旨味が回復しつつある。

21:13
肉の旨さが再び出るが、ビターなレザーが強く。
十分に旨味を感じ取ることができない。

21:32
苦味がかなり強いので、残り3cmほどで終える。

総評 B+
序盤は甘い木の皮、そして肉系の旨味から始まり、好印象だった。
しかし、時間経過にともない全体の喫煙感が悪化してしまった。

中盤は味わいが回復し、レザーやダークチョコレート、
そして序盤ほど強くないものの肉の旨さを感じ取れた。

終盤はレザーが苦くなりすぎて味わいを楽しむことが出来なかった。


San Cristobal特有の旨さはあったが、それが出ている時間帯は少なかった。
このブランドのものは何本か吸ってきたが、個人的には廉価なEl Principeが好きだ。

Promotion
一定金額の購入でSan Cristobal de la Habana la Puntaを1本プレゼントする。
期間は9月12日から9月19日までである。
ややマイナーなブランドなので手を出していなかった人もいるのではないだろうか。
この機会にSan Cristobalを味わっていただきたい。

2016年9月6日火曜日

Quintero Favoritos

キンテロ ファヴォリトス
1本あたり800円
4.5'" x 50
喫煙時間 1時間37分
フラットカット


21:27
若く甘い小麦、煮干し的な旨さがある。
Jose L. Piedraと味わいが酷似している。

21:45
アーシーなオイル。
小麦の甘さはあるが、旨味はかなり減ってしまった。

22:08
オイルが続く。
甘さが抜けつつある。

22:28
かなりゆっくり吸うと時折甘いナッツが出る。

22:47
味わいがかなり改善した。
甘く、ほんの少し酸味あるナッツ。
おいしい。

22:54
ハーブが現れる。
ナッツとうまく絡み合っている。

22:57
ハーブが苦味を帯び始めたのでのこり2cmほどで終える。

総評 B
序盤は若く甘めの小麦から始まり、油っぽい土へと変化していった。
煮干し的な旨味は時間経過に伴い薄れていった。

中盤はオイル感が強まり、退屈な時間が続いてしまった。

終盤から段々と甘いナッツが現れ、旨さも出てきてかなりの満足感だった。
最終盤に出たハーブも悪くなかった。

序盤・中盤は重厚感に欠けた喫煙感だったので、終盤の味わいには驚いた。
長く寝かせ、この葉巻のポテンシャルを引き出すのも面白いかもしれない。
価格も手頃なので戯れに一箱買って寝かせてみようかと思案中だ。



2016年8月30日火曜日

Partagas Super Partagas

パルタガス スペール パルタガス
1本あたり約620円
5.5'" x 40
喫煙時間 50分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:35
酸味あるきな粉のような味わい。
口内に煙がまとわりつく印象を受ける。
旨味はない。

23:49
オイリーな喫煙感となる。
きな粉と穏やかなレザーが混ざりあっている。
お互い邪魔をしあっているわけではないが、調和した味わいとは言えない。

23:58
ごくたまにPartagas的なナッツの旨味が浮かび上がる。

0:11
ナッツの時間帯が増えつつある。
それ以外の時は単調なウッドとレザーだ。

0:45
雑味が増えたので残り3cmほどで終える。

総評 B-
序盤はきな粉とオイルレザー
素朴な味わいだが旨味に欠けており、あまり楽しめなかった。

中盤はまれにナッツの旨味を感じ取れた。
しかし、基本的には地味なウッド・レザーが続いた。

終盤からはナッツの味が出てくる頻度が増えたものの、今ひとつな時間帯が長かった。

Partagasの特徴は時折見られたものの、地味な味わいが続いた。
ボックスコードがわからないのでなんとも言えないが、長く寝かせればより一層こうした特徴が出てくるかもしれない。

Promotion
一定金額の購入でPartagas Super Partagasを5本プレゼントする。
期間は8月30日から9月9日までである。
時間経過に応じた味わいの違いを楽しんではいかがだろうか。

2016年8月20日土曜日

Montecristo Petit No. 2

モンテクリスト ペティ No. 2
1本あたり約1500円
4.7'" x 52
喫煙時間 1時間05分
フラットカット
cigarOneにて入手



9:58
ウッド、甘いミルクコーヒー。
少しだけ酸味がある。
うまい。

10:11
ウッドの味わいが強まり、甘さは減じる。

10:38
酸味ある土。
甘めのウッドが時たま華を添える。

10:53
苦目のレザーが味を占める。
ちょっと退屈だ。

11:03
単調な苦味が続くので残り3.5cmほどで終える。

総評 B-
序盤は甘めのコーヒーフレーバー。
ちょっとした旨味もあり楽しめた。

中盤はビターなウッドと土が支配した。
旨さはあまりなかったが、まれに甘さが出ていた。

終盤は苦いレザーが終始続いた。
これを補完するような味わいがなかったことが残念だ。

序盤以外はイマイチな時間帯が続いてしまった。
サイズ的には好みなのでまたチャレンジしたい。

Promotion(終了しました)
一定金額の購入でMontecristo Petit No. 2を三本プレゼントする。
期間は8月20日から29日までである。
ちょっとした空き時間に気楽に吸っていただきたい。

2016年8月19日金曜日

Punch Royal Coronation

パンチ ロイヤルコロナシオン
1本あたり約1050円
5.7'" x 43
喫煙時間 1時間21分
フラットカット
cigarOneにて入手



7:51
小麦、さっぱりとしたストレートティー、ナッツ。
甘味と酸味が同程度の割合で共存している。

8:04
小麦からウッドへと変化する。
さらに紅茶は強く煮出したようなフレーバーとなる。

8:24
紅茶が更に強まる。
ナッツの濃厚さがミルクの役割を果たしており、口当たりはとても良い。

8:47
紅茶が消え、ナッツの濃厚さ甘さだけが残る。

9:12
苦味が出てきたので3cmほどで終える。

総評 B
序盤は小麦の甘味と酸味が強く、軽い紅茶感とナッツがメインの味わいを引き立てた。

中盤からは小麦が消え、紅茶とナッツが高まった。
紅茶の味わいが強まるにつれて渋みも出たが、ナッツのおかげで程よい味わいとなっていた。

終盤は紅茶のフレーバーはほとんど消え、ナッツのみが残った。

紅茶の味わいの強弱がとても楽しめた一本だ。
もうすこし旨味が強ければより高い評価ができただろう。
そこまで重くないので日中に吸うものとしてオススメできる。

2016年8月13日土曜日

Vegueros Tapados

ベグエロス タパドス
1本あたり約815円
4.7'" x 46
喫煙時間 55分
フラットカット
cigarOneにて入手


20:40
穏やかな白胡椒。
後から青いウッドがやってくる。

20:55
青さが高まる。

21:08
青さをナッツが包み込み、味わいに丸みが出てくる。

21:18
青いウッドが消え、栗の皮の渋さが出る。
ナッツが味わいをうまくまとめている。

21:30
強いハーブが出てきた。
栗の渋みと相性がよい。

21:35
熱いので2.5cmほどで終える。

総評 B
序盤は明快な青いウッドが主役だ。
胡椒とともに爽快感を演出していた。

中盤からはナッツが現れ青さがやわらぐ。
そして徐々にウッドの味わいは栗皮へとシフトした。

終盤はハーブとビターな栗皮が高まる。
これが意外にもうまく調和しており気持よく終えることができた。

旨味に欠け、味わいの推移は青いウッド、栗皮、ハーブと物足りない。
しかし、どこか清涼感のようなものがあった。
熱気払いとして気楽に吸いたい。


2016年8月8日月曜日

Partagas Serie E No. 2

パルタガス セリーE No. 2
1本あたり約1700円
5.5'" x 54
喫煙時間 1時間31分
フラットカット
cigarOneにて入手

9:54
酸味ある栗皮、小麦
仄かな旨さと甘さがある。

10:10
香ばしいレザーが加わる。
時たま感じられる穀物系の甘さが良い。

10:22
ナッツの甘さが出てきた。
レザーとの相性は抜群だ。

11:17
ハーブが強い。
弱く吸うとウッドとナッツが程よく香る。

11:25
かなりハーブが強くなってきたので、残り2cmほどで終える。

総評 A-
序盤は香ばしい穀物系の味わいが主体。
小麦や栗皮の素朴な旨さ甘さを楽しめた。

中盤は香ばしいレザーとナッツのマリアージュが印象的だった。
ナッツの甘さがレザーを包み込み、調和した味わいを形づくった。

終盤はハーブが強まった。
しかし、ウッドとナッツの下支えにより最後まで美味しく吸えた。

他のSerieシリーズよりもライトボディな印象を受けた。
旨味の強さはやや物足りないが、ナッツの味わいを楽しめる時間帯が長く、
十分に楽しむことができた。

Promotion(終了しました)
一定金額の購入でPartagas Serie E No.2を一本プレゼントする。
期間は8月10日から19日までである。
ナッツの軽やかな味わいを楽しんでいただきたい。

2016年7月30日土曜日

Cohiba Magicos Maduro5

コイーバ マヒコス マデューロ5
1本あたり約3000円
4.5'" x 52
喫煙時間 1時間28分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:13
軽い酸味のあるトースト。
口の中にちょっとした酸っぱさが残り、
それからドッと涎が出てくる。
小麦系の旨さが口内を支配している。

23:23
小麦の味わいがレザーやウッドに変化して、再び小麦へと戻る。
軽い酸味は変わらない。
もちろん旨さも十分だ。

23:42
味わいは変わらないが、
こってりと舌に残るような喫煙感となる。

23:50
どっしりとした苦味あるレザーがやってきた。

23:55
わずかだがリコリスのようなハーブの甘さを感じる。

0:17
苦さが減り、レザーから地味な草っぽい味わいとなる。
それでもなぜか満足感がある。
感じ取れていない旨味があるのだろうか。

0:33
前述した草に加え、ナッツとレザーが混じったような味わいが現れる。

0:37
ナッツの旨味が急激に高まる
素晴らしい。

0:41
熱さで味わいがわかりにくくなったので、残り2cmほどで終える。

総評 A
序盤から小麦の旨味が強く出ていた。
味わいの主体は酸味のあるトーストだが、
このトーストがレザーやウッドへと揺れ動き、
ひと吸いごとに楽しむことが出来た。

中盤は苦めのレザーが主軸となり、リコリスの甘さが華を添えた。
なんとも言えないこってりとした後味が印象的だ。

終盤は地味な草っぽい味わいだったが、
味わいを引き締めている旨さがあるように思えた。
終わりに向かうにつれ、ナッツやレザーの味わいも加わり、
複雑なフレーバーを楽しむことができた。

最終盤は、ナッツの旨さが燃え上がり、掉尾を飾った。


マデューロということもあり苦味が強いのかと思っていたが、ほどよいビターさだった。
途切れることのない旨さ、そして複雑に変化する味わい。
完成された1本だろう。

Promotion(終了しました)
一定金額以上の購入で、Cohiba Magicos Maduro5を1本プレゼントする。
キャンペーン期間は7月30日から8月9日である。
ドミニカ産の葉巻にあるようなマデューロとは全く異なるキューバ流マデューロを体験していただきたい。

2016年7月29日金曜日

Punch Petit Coronas del Punch

パンチ ペティコロナス デル パンチ
1本あたり1300円
5.0'" x 42
喫煙時間 46分
フラットカット

2012年に生産中止となった

0:18
酸味ある蒸し栗だ。
軽い甘み、程よい旨味がある。

0:24
心なしか甘味が増した。

0:43
栗の皮の渋さが出てくる。
甘さは減ったもののナッツ的な濃厚さが現れ始めた。

0:52
栗の渋さとナッツがジリジリ強まる。
華やかさはないが、どっしりとした旨さがある。

0:55
ビターだが、時たまふわりと甘さがやって来る。

1:04
栗の渋さが強いのでこの辺りでやめる。
3cmほどで終了。


総評 B+
序盤は軽く程よい栗の甘さが心地よかった。

中盤に近づくにつれて甘味は減り、栗の渋みが出てきた。
程なくして濃厚なナッツの旨味も現れ、味わいに調和がもたらされた。

終盤は栗の渋みがメインとなる。
ここでもナッツ旨味は健在で、飽きることなく吸うことができた。

栗のフレーバーが時間経過によって様々な側面を見せてくれた。
ディスコンとなったことが惜しまれる一本だ。

2016年7月20日水曜日

Partagas Coronas Gordas Anejados

パルタガス コロナスゴルダス アネハドス
1本あたり約2150円
5.6'" x 46
喫煙時間 1時間40分
フラットカット
cigarOneにて入手


13:07
柔らかなウッド。
わずかな酸味を伴う甘さだ。
奥行きがあるような味わいではないのだが、なぜか涎がどっと出る。

13:17
ウッドがレザーへと変化し、甘さが減る。
舌へ当たる煙が柔らかいので、甘くなくてもそこまで気にならない。

13:36
ビターなレザーとナッツが混じり合う。

14:01
レザー、オイル、ナッツが強まる。
スパイシーで吸いごたえはあるのだが、旨味が少なくやや物足りない。

14:24
ナッツの味わいが頭一つ出てきた。
ビターながらも濃厚なナッツの旨味が素晴らしい。

14:36
ハーブが強まる。
しかし、ミルクのような濃厚さに包まれるので、イガイガとしたような嫌な感じはない。

14:47
ふらついて来たので3cmほどで終える。

総評 A-
湿度の影響か、中盤はぼんやりした味わいが目立ってしまった。
一方で、序盤・終盤は目の覚めるような秀逸な味わいだった。

序盤はウッドと強烈な旨味から始まる。
その後ウッドはレザーへと変化し、ナッツとうまく絡みあった。
甘めだったのはほんの10分程度で、それ以降はややビターな喫煙感となった。

中盤はスパイス感が目立った。
レザー、オイル、ナッツの味わいはするものの、どうにも物足りない時間帯が続いた。

終盤はナッツの旨味が強まり、ミルクを髣髴とさせる濃厚さも現れた。
序盤のような強烈な旨味が再びやって来たため、印象良く終えることが出来た。

今回は-をつけたが、よりよい喫煙環境で吸えばもっと旨いに違いない。


Promotion(終了しました)
一定金額以上の購入で、Partagas Coronas Gordas Anejadosを1本プレゼントする。
締め切りは7月29日までなので、詳細は以下のバナーを確認されたい。
このビトラに興味があるものの手が出なかった方は多いのではないだろうか。
ぜひこの機会にアネハドスシリーズの味わいを体験していただきたい。

2016年7月17日日曜日

Quai D'Orsay Imperiales

ケ・ドルセー インペリアレス
1本あたり約1500円
6.9'" x 47
喫煙時間 1時間57分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:04
甘く、程よい酸味のあるウッド。
ボディは軽いが旨味が強い。
いきなり涎が出る。

22:17
涎が出るような旨味は引いてしまった。
そして上述した味わいにオイル感が加わる。

22:38
メインの味わいはウッドから青いレザーへと変わる。
変わらず続くオイル感のなかに、時たまナッツがふわりと浮かび上がる。

23:16
終盤に近づいているが、味わいに変わりはない。
少し退屈だ。

0:01
苦味が続くので4.5cmほどで終了

総評 B
軽いボディが終始続く吸いやすい一本。
最序盤はウッドの旨さ甘さがあり、好印象だった。
そこからは、旨味が引いてしまい単調なオイルとウッドの味わいとなった。

中盤以降は青いレザーとオイルがメインの味わい。
時々ナッツの風味がするのが救いだったか。

似たような味わいが続いたので早々と終わらせてしまった。
今回はこの葉巻の良さを感じ取れなかったので残念だ。

2016年7月10日日曜日

Hoyo de Monterrey Epicure de Luxe

オヨ・デ・モンテレイ エピクーレ・デ・ルクセ
1本あたり約1650円
4.5'" x 52
喫煙時間 1時間26分
フラットカット
cigarOneにて入手


19:23
甘くオイリーなウッド。
軽めのウッドの旨味が舌を刺激する。
上質な菓子のようだ。

19:32
金属っぽい味が出てきた。
おいしかったので、少し早く吸い過ぎてしまったかもしれない。

19:45
金属感が続く。どうしたのだろうか。

19:56
再び木の甘さが現れた。
旨味は序盤よりよわい。

20:26
軽いウッド甘さと、キノコ系の旨味が混ざり合っている。
吸いやすい。

20:35
ボディが重くなり苦味が増す。
ベリーのような酸味が出てきた。

20:49
雑味が出てきたので残り2cmほどで終了

総評 B
最序盤はとても期待ができる素晴らしい味わいだった。
ボディが軽く、舌に残るオイリーさを伴った甘いウッドが印象的だった。

そこから中盤までは金属っぽい味が続いてしまい、残念な時間帯が続いた。

終盤は盛り返し、木の甘さやキノコ系の旨味、ベリーの酸味を楽しめた。
しかし、最序盤のような味わいに戻ることがなかったのは心残りだ。
再挑戦してみたい一本。

Promotion(終了しました)
一定金額以上の購入で、Hoyo de Monterrey Epicure de Luxeを5本プレゼントする。
7月19日までなので詳細は以下のバナーを確認されたい。
軽く、甘い傾向の葉巻が好みならばオススメできる一本だ。
上質な菓子のような甘さを体験していただきたい。

2016年7月9日土曜日

Xikarの永年保証を受けてみた

私は主にXikarのギロチンカッターを使っている。
2年目にして流石に切れ味が悪くなってきたので、Xikar社に送ることにした。


Xikarはカッター等のアクセサリーに対して無期限の保証をしている。
日本においては保証に関する情報があまり出ていないので、簡単にまとめてみたい。


保証にあたって必要なステップは以下の通りだ。
  1. Xikar社HPにて製品登録をする
  2. Consumer Return Formを印刷し、記入する。
  3. 記入したConsumer Return Formと製品を同封し、送付する。


製品登録は、HPのWarrantyタブにマウスカーソルを合わせ、そこに現れるRegister Your Productをクリックすれば、登録画面に移ることができる。



送付先や、Consumer Return FormについてはLifetime Warranty Informationの項目に詳細が書かれている。
平易な英語なので悩むことはないだろう。
送付の際、事前にXikarに連絡する必要はない。

Consumer Return Formにある
"As best as you can, please describe the issue(s) you are having with your product"
の項目では、"It is dull. Please sharpen it."と書いておいた。
我ながら恥ずかしい英語力である。


製品登録をすると、サービスとしてカッターのカバーを送ってくれる。
そこまで質が高いわけではないが、傷から守る役目は十分に果たしてくれるものだ。



送付方法として、郵便局の国際eパケットを用いた。
低料金でありながら、一週間ほどでアメリカに荷物を送れるサービスだ。
私の場合は書留を付けて合計で710円だった。
ただし、送る際には専用のパウチ(無料)を取り寄せる必要があるので、興味のある方は郵便局のHPを熟読していただきたい。

郵便で送る場合は以下の住所に送ること。
UPSやFedEXで送付する場合は別の住所に送る必要があるので気をつけてほしい。
(住所は変更される場合があるので公式ホームページで確認をお願いします。)
XIKAR Inc.
PO Box 25757
Kansas City, MO
64102-5757

6月10日にカッターを送り、6月28日にメンテナンス完了の旨が書かれたメールが届いた。
そして、7月3日に製品が戻ってきた。
おおまかに20日前後で返ってくると考えればいいだろう。

「研いでくれ」と頼んだが、なぜか新品と交換してもらえた。

ある程度時間はかかるものの、送料だけで切れ味良いカッターが戻ってくるのはとても魅力的だ。
日本からでも永年保証は有効なので、Xikar製品を持っている方たちはぜひ活用していただきたい。





2016年7月6日水曜日

San Cristobal De La Habana La Fuerza

サン クリストバル デ ラ ハバナ ラ フェルサ
1本あたり約1500円
5.5'" x 50
喫煙時間 1時間45分
フラットカット
cigarOneにて入手


7:49
ドローが悪い。
淡い木の味わいに肉のような強い旨味が加わる。

7:59
旨味がかなり減る。
木の味わいから、酸味あるコーヒーとやや香ばし目のレザーに変化した。

8:13
ドローが悪くうまく吸えない。
レザーの味わいだけを感じる。
退屈だ。

8:27
もみほぐしていたらドローが改善した。
オイルレザーにほんの少しの旨味を感じる。
甘みはない。

8:50
香ばしい土、そして軽い穀物系の甘味と酸味が加わりおいしい。

9:01
甘さが強まる。
土と穀物の甘みが混じり、ビターチョコレート的なニュアンスとなる。

9:16
土の味わいが深まり、重厚感が増す。

9:34
味わいが単調になってきたので3cmほどで終える

総評 B-
最序盤は肉の旨さと淡いウッドが合わさり、期待が持てた。
しかし、ドローの悪さからかその後は旨味のないレザーやコーヒーがしばらく続いてしまった。

終盤はドローが改善し、土や穀物の甘さを楽しむことができた。
これらが混じり合い、一時的にチョコレートのような風味も現れた。

短くなっても強い辛さや苦味が出てこなかったのは、この葉巻の質の高さを示しているように思える。
今回の評価は低いが、ドローが良ければはじめから楽しめただろう。


2016年6月26日日曜日

Vegueros Entretiempos

ベグエロス エントレティエンポス
1本あたり約950円
4.3'" x 52
喫煙時間 1時間23分
フラットカット
cigarOneにて入手


12:50
濃いウッドだ
草の甘さ、ほんの少しのオイル、ペッパー、そしてハーブ。
うまくまとまっている。

13:01
ウッドの甘さが増す。
いい感じだ。

13:16
ウッド、レザー、草が混じり合う。
旨味は少ないが甘さがつよい。
後からくるわずかなスパイスも甘みを引き立てている。

13:38
濃いウッドと甘いスパイスがメインの味わい。
草やレザーもたまに顔を出す。

14:01
強いハーブを野太いウッドが下支えしている。
甘さは減ったもの、苦さはない。

14:13
辛さが出てきたので残り3.5cmほどで終える。

総評 B++
力強いウッドの味わいが推移していく様を楽しめる。
甘く軽めのボディから始まり、素朴な味わいのミディアムボディで終わった。

序盤は草の甘味とウッドの甘さがよく混ざり合い、ペッパーやオイルがこれらを引き立てていた。
中盤は甘味を担うフレーバーがスパイス系となり、濃いウッドが味わいの中軸となった。
終盤は甘味が減じ、ウッドそのものの素朴な味わいを楽しむことが出来た。

変化に富んでおり、それらの変化がうまくまとまっている。
そこまでボディも強くないので、食前に気楽に吸う葉巻として重宝できそうだ。


2016年6月24日金曜日

Vegueros Mananitas

ベグエロス マナニタス
1本あたり約650円
3.9'" x 46
喫煙時間 53分
フラットカット
cigarOneにて入手


1:34
ドローが軽い。
穀物の甘さと酸味を感じる。

1:38
青いレザーが口いっぱいに広がる。
旨味や甘味がないのでこれは厳しい。

1:41
かなりゆっくり吸うと穀物の甘さが出る。

1:46
栗の皮のような苦さが出てくる。
悪くない。

2:07
味わいが落ち着く。
青さはなくなり、栗の皮や穀物系の甘味が十分に感じ取れる。

2:27
熱くなり、雑味が出てきたので残り4cmほどで終える。

総評  B
青さが出て吸いにくい時間帯があったものの、
基本的には穀物の甘さ、栗の皮の苦さが味わいの主軸だった。
終盤は甘さが膨らみ、中々楽しく吸えた。

旨さは少ないが、わかりやすい甘さがあるので気にならなかった。
安価なので、デイリーシガーとしてなら選択肢として挙がるだろう。


2016年6月19日日曜日

Partagas Culebras (ETP OCT15)

パルタガス クレブラス (2015年10月生産)
1本あたり約900円
5.7'" x 39
喫煙時間 1時間17分
フラットカット
cigarOneにて入手

三つ組で木箱に入っている

三つ組を解き、一本だけにした図

14:31
花の蜜のような甘さだ。
甘さ自体は控えめなのだが、香り高い。
その後オイリーでやや若さを感じるウッドがやってくる。
わずかだが旨味があり、味わい全体を引き締めている。

14:43
甘さが消える。
ミルクを入れたブラックコーヒーようだ。
旨味を伴うオイルがジリジリ舌を刺激する。

15:01
コーヒーフレーバーが控えめな甘さのナッツへと変わる。

15:10
ナッツ、濃厚な生クリーム、さらに甘さ控えめなウッド
かなりの旨味だ。

15:45
口を刺すような鋭いハーブが出てきた。
ナッツの味わいがあるので吸えないことはないが、ちょっと苦手だ。

15:48
少しふらついて来たので残り3.5cmほどで終える。

総評 B+
控えめだが上品な甘さと、若さのあるウッドがメインの味わいだ。
中盤でウッドの味わいがブラックコーヒー的なニュアンスを帯び、
終盤はウッドが消えほとんどハーブの味わいとなった。

序盤は旨さをそこまで強く感じ取れなかったが、時間経過とともにこってりとした旨さを楽しむことができた。
まずはナッツ系の旨さが出てきて、さらにその後は生クリーム系のかなり濃厚な旨味が現れた。
ハーブが高まっていた終盤も旨さは出ていたが、ハーブが強すぎて旨味をあまり楽しめなかった。

甘さは控えめだが旨味十分で満足感のある1本。
食後すぐに吸えばもっと長く楽しめそうだ。

生産から1年も経過していないので、もう少し寝かせてから再挑戦したい。

2016年6月18日土曜日

Partagas Serie D No. 4 (2)

パルタガス セリーD No.4
1本あたり約1250円
4.8'" x 50
喫煙時間 1時間57分
フラットカット
cigarOneにて入手


22:06
カラメルのような香ばしい甘さに、魚介ダシ系のうまさを纏ったウッド、
ラストノートはひとつまみの白檀。
濃厚な味わいだ

22:16
濃厚さが増す。
ねっとりとしたオイリーな甘さだ。
ウッドからレザーへと味わいが切り替わる。

22:27
ウッド、レザーが互い違いに現れては消える。
やや甘さが減じ、旨さそのものが相対的に目立つようになる。

22:57
キノコのような香りが立ち上る。
メインの味わいは変わらないが、甘さが戻ってきた。

23:46
5mmほどリカット
苦味を伴うハーブが味わいの主体。
たまにナッツの甘さが出ている。

23:59
ナッツの味わいが強くなる。
それとともに、ハーブが高まり口内を強く刺激する。

0:03
ハーブの苦さに飽きてきたので残り3.5cmほどで終える。

総評 A
序盤・中盤のメインの味わいは旨さ十分のウッドとレザーだ。
これらが相互に行き交うので、飽きることなく吸うことが出来た。

甘さに関しては、
序盤は香ばしく濃厚な甘さで、中盤はすっきりとした甘さへとシフトしていく。
終盤は苦めのハーブが全面に現れ、ナッツのニュアンスが味わいを整えていた。

Serie D No.5No.6よりも甘さが強く出ており、
このシリーズ内では今回のNo.4が一番の好みだ。


2016年6月14日火曜日

Partagas Coronas Senior

パルタガス コロナス セニオール
1本あたり約750円
5.1'" x 42
喫煙時間 1時間4分
フラットカット
cigarOneにて入手



1:03
ベリー系の酸味、若いレザー。
オイル感が強く、喉の奥がしびれる。
舌にウッドの甘さがはっきり残る。

1:09
ゆっくり吸うと甘さを引き出せる。
箪笥の香りも感じ取れる。

1:25
強い味わいが消え、じわりと木の旨味が染み出している。
後味は苦さを伴うオイル。
やや苦すぎるか。

1:36
オイルと若いレザーが味わいを支配する。
退屈だが、たまに現れるウッドの旨味甘味が救いだ。

1:44
味わいが改善する。
渋めの栗のような味わいだ。
たまにクリーミーなナッツの味わいが加わる。

2:01
上述した味わいとハーブ系の苦味が混ざってしまう。

2:07
飽きてきたので4.5cmほどで終える

総評 B-
序盤は若々しさのあるレザーを中心とした強烈な味わい。
ただ、それはそれで楽しむことが出来た。
ベリー系の酸味はMontecristo Medias Coronasを彷彿とさせるものだった。

その後、濃厚なナッツ、ウッド、栗などの甘さ旨さを感じる時もあったが、
残念ながら雑味のある時間帯が長かった。

熟成を進めれば一時的に味わえた良い部分がもっと出てくるかもしれない。
そういう意味では将来性がある葉巻のようにも思える。